作品目録

青のパンドラ

ポーの一族シリーズ

初出誌
vol.1 冷蔵庫で眠る :「flowers」2022年7月号(2022.5.27) p3~41(38p)
vol.2 アランが盗まれる :「flowers」2022年8月号(2022.6.28) p83~115(32p)
vol.3 ベニスのベラの家 :「flowers」2022年10月号(2022.8.28) p45~77(33p)
vol.4 影の道:「flowers」2023年1月号(2022.11.28) p181~215(34p)
vol.5 炎の剣 :「flowers」2023年2月号(2022.12.28) p117~151(34p)
vol.6 アラン目覚める :「flowers」2023年6月号(2023.4.28) p3~41(38p)
vol.7 大きく息を吸って :「flowers」2023年7月号(2023.5.26) p41~73(34p)
vol.8 フォンティーンは歌う :「flowers」2023年9月号(2023.7.28) p199~218(20p)
vol.8 フォンティーンは歌うII :「flowers」2023年11月号(2023.9.28) p73~85(13p)
vol.9 ヨーク・ロイヤル・ダイヤモンドホテル_01:「flowers」2024年1月号(2023.11.28) p55~64(10p)
登場人物
エドガー
アラン
大老(キング)・ポー
アーサー・クエントン卿
バリー
ファルカ
ブランカ
ロイとローラ:ファルカとブランカの子
マリアとアイザック:ポーの一族の仲間
ベラ
オリオン
サルバトーレ
アルゴス

あらすじ
2016年のミュンヘン、エドガーはトランクにアランを入れて、アーサーの屋敷に帰ってきた。バリーを伴って。バリーを目の敵にするファルカはオンラインでアーサーからの連絡を聞くが激怒する。バリーは本当にアランを復活させる方法を知っているのか?
コメント
1000年ぶりに解き放たれたフォンティーン。燃えさかるバラを前にポーの村の住民は右往左往。村を守るためにフォンティーンに従おうというシルバーと、それに反対する村人を尻目にバリーと共に去っていきます。一方でアランには様々な変化が。ポーの一族に大きな変革の時期がやってきたようです。

2022.7.28

アランがおかしい‥。人間みたい。こういう落とし穴があったとは。「血の神」のおかげで復活したけど、早く出てってもらわないと。でも出て行かれたらアランはどうなるんだろう?そして念願のフォンテーンの復活を果たそうとするバリーは、迷いながらもフォンティーンを解放してしまいます。

2022.5.27

いよいよアラン復活の物語が始まります。「春の夢」で出会ったファルカとブランカ、「ユニコーン」に登場するバリーの話、そして「秘密の花園」でのアーサーの物語、すべてがここに集約されました。
この物語の舞台が2016年なのでSkypeなんかもありますよね。バラの精油もバラ水も外注の時代か…と感慨深いです

2022.4.27

連載6回目でついにアランが復活します。ただ、アランの中に「血の神」と呼ばれる「青のパンドラ」が入り込んでしまったことで、爪が青くなっています。でもそれだけで済むとはとても思えません。とは言え、アランのキャラクターが変わってないところが嬉しい。
バリーが兄を開放するのに逡巡していることは僥倖かと。大老ポーもわかっているのでしょう。開放されないといけないのはバリーの方なのかもしれません。
「ポーの一族 エディス」で火事から救われたエディスの後日譚が入っています。こういう話が47年後に聞けるところがこの連載の素晴らしいところです。

2022.4.30

「フォンティーンは歌う」は9月号と11月号の2回に分けて掲載されました。合わせて33ページ。解放されたフォンティーンとアランの変化が同時に進行します。人間になりたかったエドガーと人間になんかなりたくなかったアランの諍い‥どうなるのでしょうか?

2022.9.30

収録書籍
ポーの一族 青のパンドラ

ポーの一族 青のパンドラ 1 小学館 2023.2.14

ユニコーン

ガリレオの宇宙