エッセイ
ここには文章のみ及び文章がメインのエッセイ作品を収録しました。また、自著のあとがきも収録しました。
1990年
心にのこる一冊 グリム童話
- 掲載誌『こどもの本』1990年3月号 p1
- 日本児童図書出版協会 1990.3
わが師の恩―11―頭の中に鐘を持っていた編集者の存在が「支え」に
- 掲載誌『週刊朝日』95(20) p76~77
- 朝日新聞社 1990.5.18
- 「一瞬と永遠と」 p51~56
- 朝日新聞出版 2016.5.6 ISBN978-4-02-264813-6
- ※担当編集者・山本順也氏のことについて語っています。
未来はひとつ・ではない
- 「SFハンドブック」 2p
- 早川書房 1990.7 (ハヤカワ文庫SF 875)
魅惑的なバレエを今でも鮮明に覚えています(「夏の夜の夢」エッセイ&インタビュー)
- 掲載誌『MOE』1990年8月 12(5) p17中段
1991年
悪びれずに計算や打算ができてしまう悪女って大好きなんですよ
- 「コミック作家は恋愛がお好き」 p118~127
- ビクター音楽産業 1991.9.30 ISBN4-89389-041-7
- ※恋愛をテーマにした映画の話。スカーレット・オハラ(ビビアン・リー)のイラストが入っている。
1992年
解説 アドルフの葬列
- 手塚治虫「アドルフに告ぐ 第2巻」p252~255
- 文藝春秋社 1992.4.10(文春文庫ビジュアル版 V60-2)583円 ISBN4-16-811014-1
- 「一瞬と永遠と」 p141~144
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
不安と死のワルツ―天野可淡の人形たち
- 天野可淡「KATAN DOLL RETROSPECTIVE―天野可淡作品集」 2p
- リブロポート 1992.4.1
1993年
神の美酒
- 掲載誌『ダンスマガジン緊急臨時増刊 総特集=永遠のジョルジュ・ドン』 p38~39
- 新書館 1993.2.28
- 「一瞬と永遠と」 p212~215
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※単行本収録時に題名を「神の美酒―ジョルグ・ドン」に改題。原稿はもともとすべて「ジョルグ・ドン」と書かれていたものを『ダンスマガジン』に掲載する際にすべて「ジョルジュ・ドン」に変更されていた。「一瞬と永遠と」ではもとの「ジョルグ・ドン」に統一されている。文献でもジョルジュと記載しているものとジョルグと記載しているものとある。出自としてはロシア系のアルゼンチン人のため「ワレフ・ドン」もしくは「ホルヘ・ドン」が正しいが、「ジョルジュ・ドン」にほぼ統一されている。
解説
- 手塚治虫「ブッダ」12巻 p258~262
- 潮出版社 1993.3.10(潮ビジュアル文庫)
- 「一瞬と永遠と」 p149~153
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※単行本収録時に「ブッダ―生物と生命のタピストリー」という題名を付与。初出は「解説」のみ。
男と女、どちらが自由か?
- Chanter Cine2 No.35「オルランド」(映画パンフレット) p23
- 東宝 1993.9.4
20世紀売ります。ニジンスキーの太股
- 掲載誌『エスクァイア 日本版』1993年12月号 7(13) No.75 p54
- エスクァイア マガジン ジャパン 1993.12.1
- 「一瞬と永遠と」 p203~205
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
寺山修司の少女感覚
- 掲載誌『ユリイカ』1993年12月臨時増刊号(総特集・寺山修司) p44~45
- 青土社 1993.12.25
- 「一瞬と永遠と」 p105~107
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
1994年
胎児の夢に
- 掲載誌『現代思想』1994年3月号 第22巻第3号 (特集・三木成夫の世界) p130~133
- 「一瞬と永遠と」 p63~68
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※単行本収録時に「胎児の夢に―三木成夫『胎児の世界』」に改題
炭鉱争議の大人が怖かった―萩尾望都さん(むかし少年・もと少女)
- 掲載紙『朝日新聞』1994.3.9朝刊 p16 第2家庭欄
- ※写図有 全1292字
- 先生の子どもの頃のお話です。中学生のころ、ひたすら「いいひと」になりたくて、それをテーマにしたのが「トーマの心臓」でそうです。この「いいひと」って実は結構キーワードかもしれない、と思います。
ブレンド米パニック
- 掲載誌『現代』28(5) 1994.5 p348~349
バレエの愉しみ―めまいのようなものを感じます
- 掲載誌『別冊太陽 バレエ』p42
- 平凡社 1994.8.15
斎王の謎
- 掲載誌『波』1994年9月号 p24~25
- 新潮社 1994.9.1
明和町での野外劇のこと
- 斎王夢語 4p
- 新潮社 1994.9.20 1600円 4-10-399601
- 新装版 斎王夢語 4p
- 新潮社 2019.7.25 2500円 978-4-10-399603-3
私の・選んだ・文庫・ベスト3 ブラッドベリ
- 掲載紙『毎日新聞』1994.10.10
- ※「ウは宇宙船のウ」「10月はたそがれの国」「何かが道をやってくる」を挙げてます。
萩尾望都さんが読む今月の一冊「エヴァが目ざめるとき」
- 掲載紙『朝日新聞』1994.10.27朝刊 p19 第1家庭欄
解説
- 石ノ森章太郎「サイボーグ009」4巻 p269~271
- 秋田書店 1994.11.30(秋田文庫)
- 「一瞬と永遠と」 p119~121
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※単行本収録時に「サイボーグ009に夢中」という題名を付与。初出は「解説」のみ。
1995年
「新選組」にある喪失と再生
- 手塚治虫「新選組」p330~335
- 集英社 1995.7(集英社文庫 手塚治虫名作集 11)
- 「一瞬と永遠と」 p135~140
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
ああ、恥ずかしー笑って許して
- 掲載誌『小説新潮」1995年7月号 p116
萩尾望都「愛と暴力について考える10冊」
- 掲載誌『ダ・ヴィンチ』1995年8月号
- 「究極の10冊物語」メディアファクトリー 1996.6.1 ISBN4-88991-384-X
心臓を支配される快感―萩尾望都が語る 何といっても有吉佐和子
- 掲載紙『朝日新聞』1995.11.12朝刊 p10
- ※コミック 写図有
小松左京のSFという眩暈
- 「小松左京コレクション 4 短編小説集」 2p
- ジャストシステム 1995.12.4
1996年
”超人ロック”の甘い歌声
- 聖悠紀「超人ロック16巻 失われた翼(後)シャトレーズ」
- 青磁ビブロス(ビブロスコミック文庫) 1996.11.18 ISBN4-88271-500-7
- 「一瞬と永遠と」 p115~118
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
物語へのまなざし
- ささやななえ「凍りついた瞳」 p393~394
- 集英社 1996.12.23 (集英社文庫)
1997年
今月のBIG MAN・萩尾望都が語る【わたしが”ピッカピカ”だったころ】
- 掲載誌『小学1年生』1997年9月号p169,185~187
- 母親に漫画を反対されながらも4歳からコツコツと描き続けてきた。
私空間―萩尾望都
- 掲載紙『朝日新聞』文化欄
六時間授業 | 1997.8.25夕刊 | p5
|
存在理由 | 1997.8.26夕刊 | p5
|
“新選組” | 1997.8.27夕刊 | p7
|
私は私 | 1997.8.28夕刊 | p17
|
体験告白「私のこころ癒し物語」
- 掲載誌『おかあさん塾』1997年秋号 3(2) p49
- 小学館 1997
黒鳥のいない白鳥の湖
- 掲載誌『芸術新潮』1997年11月号 p112~113
- 新潮社 1200円
- 「一瞬と永遠と」 p208~211
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※1997年9月12日ボリショイ劇場総監督V.ワシリーエフ演出の白鳥の湖に関するエッセイ
1998年
花の源氏物語
- 牧美也子「源氏物語 6」 p286~287
- 小学館 1998.5.10(小学館文庫)570円 ISBN-09-191216-8
美しい鵺
- 木原敏江「鵺 後編―夢の碑 5」 p329~332
- 小学館 1998.6.10(小学館文庫)600円 ISBN-09-191225-7
私の読書生活
- 掲載誌『週刊朝日』1998年6月19日号 103(26) No.4267 p126~127
- 朝日新聞社 1998.6.19
「陽だまりの樹」の陽だまりの中で
- 「日だまりの樹」公演プログラム p16
- 株式会社銀座セゾン劇場 1998.6.30
あとがき―小池修一郎、または、「エリザベート」の美しさ
- 小池修一郎「エリザベート 愛と死の輪舞」 p279~282
- 角川書店 1998.8.25 ISBN978-4-04-344501-6(角川文庫)
はじめの一歩―初出版の思い出は、感激よりも恐怖です
- 掲載誌『公募ガイド』1998年12月号 p22~23
- ※「ポーの一族」刊行時の思い出
男性作家による少女まんがのフェミニンな視点
- 和田慎二「超少女明日香 1」 p324~327
- 白泉社 1998.12.20(白泉社文庫)590円 ISBN4-592-88413-2
- 「一瞬と永遠と」 p110~114
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
こうやって心理学書にはまりこむ―青春の夢と遊び
- 「河合隼雄を読む」 p200~206
- 講談社 1998.12.2 ISBN4-06-209528-9
- 「一瞬と永遠と」 p79~84
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※単行本収録時に「こうやって心理学書にはまりこむ―河合隼雄『青春の夢と遊び』」に改題
- ※※河合隼雄の著作についてのエッセイ。両親との葛藤を中心に、萩尾プロダクションの成立と解体についてふれている。
1999年
義理原エッセイ「歌舞伎とプロレスと…」
- 「仰天・夢枕獏 特別号」 p54
- 1999.1.20 波書房 1600円 ISBN4-8164-1247-6
- ※夢枕獏が新刊初版付録の雑誌「仰天・夢枕獏」No.15に掲載されたものの再録。夢枕獏の歌舞伎とプロレス趣味に関するエッセイ。
ガンダムの愛される”理由(わけ)”
- 掲載誌『アサヒグラフ』1999.12.3
- ※表紙とイラストを担当した「∀ガンダム 1 初動」のイラストが掲載されている。
解説「月の子―サファイアを溶かしたような物語」
- 清水玲子「月の子」8巻 p298~303
- 白泉社 1999.3.17(白泉社文庫)
2000年
SOME TIME 地球の半分の雪
- 「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ
- 1. 67号 2000.3.1 p24~25
- 2. 68号 2000.5.1 p30~31
- 「一瞬と永遠と」 p29~31
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
変化する野田と秀樹の発見(特集・旗手たちの現在、その1―野田秀樹)
- 掲載誌『悲劇喜劇』2000年5月号 p16~17
解説「数学者と狂気」
- 森博嗣「まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE」 p377~380
- 講談社(講談社文庫) 2000.7.15 ISBN4-06-263936-5
- 「一瞬と永遠と」 p75~78
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
序
- 恋月姫,片岡佐吉〔写真〕「震える眼蓋―恋月姫人形作品集」 p77
- 角川書店 2000.10.1 ISBN4-04-853257-X
解説「天の視座と人の心と」
- 「坂田靖子セレクション 第4巻 塔にふる雪 アジア変幻記2」 p187~189
- 潮出版 2000.10.25(潮漫画文庫)
- 「一瞬と永遠と」 p126~129
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
StudioLife 2000 一瞬と永遠と。
- 「トーマの心臓」「訪問者」連鎖公演パンフレット
- スタジオライフ 2000.12
- 「一瞬と永遠と」 p27~28
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
2001年
小松左京子の発見
- 掲載誌『小松左京マガジン』創刊号 p16~17
- イオ 2001.1.28
- 掲載誌『文芸別冊 小松左京』 p40~41
- 河出書房新社 2011.11.30
解説「夢の世の中、「仲蔵狂乱」のこと」
- 松井今朝子「仲蔵狂乱」 p359~362
- 講談社(講談社文庫) 2001.2.15 ISBN4-06-273071-5
- 「一瞬と永遠と」 p93~97
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
2003年
解説 夢中で読んでいた…
- 望月三起也「ワイルド7 愛蔵版 10」 p909~913
- 実業の日本社 2003.7.5 ISBN4-408-61228-6
- ※主人公の格好をした青年のイラスト1点あり。
2004年
清く妖しく美しく
宝塚歌劇団「薔薇の封印―ヴァンパイア・レクイエム」パンフレット 2p
阪急電鉄株式会社歌劇部 2004.2.6
東海さんと「麤皮」
東海洋士追悼集 やさしい吸血鬼 p294~305
東海洋士追悼集を作る会 2004.6.1
2005年
解説 少年トレチア―犯人は誰だ座談会
- 津原泰水「少年トレチア」 5p
- 集英社 2005.2.25 ISBN4-08-747789-4(集英社文庫)
メッセージファイル021「萩尾望都」
- 掲載誌『手塚治虫マガジン』2005年4月号 p3~5
- KKベストセラー 2005.4.1
ヘッセに帰る
- 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会「ヘルマン・ヘッセ全集 第4巻 月報」 p3~4
- 臨川書店 2005.4.30
2006年
私は生き物。同じ生き物。
- 掲載誌『小松左京マガジン』第21巻
- 角川春樹事務所 2006.1.28 ISBN4-7584-1062-3 p24~27
- 「一瞬と永遠と」 p34~35
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※アフリカ、ケニアに行ったときの写真と短いエッセイが掲載されている。
あなたはなぜ「冷血」を書いたのか?
- 「カポーティ」劇場用パンフレット(ガーデンシネマ・イクスプレス 第134号)
- ヘラルド・エンタープライズ 2006.9.30
2007年
《異形コレクション》は、びっくりおもちゃ箱(異形コレクションと私)
- 井上雅彦編「異形コレクション」讀本 p99
- 光文社 2007.2.20 ISBN978-4-334-74171-6
第27回日本SF大賞受賞作発表 大賞「バルバラ異界」萩尾望都 受賞の言葉
- 掲載誌『SF Japan』2007 Spring
- 徳間書店 2007.3.31 ISBN978-4-19-862299-2 p1~2
- 選評(新井素子,笠井潔,小谷真理,辻真先,森下一仁):p3~9
ガラパゴス・ハイ
- 掲載誌『文藝春秋』2007年6月号 p85~86
- 文芸春秋社 2007.6.1
- ※2007年2月12日~21日に松井今朝子さんらとガラパゴスへ旅行したときのエッセイ。
- 「一瞬と永遠と」 p36~39
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
星に願いを(今を生きる――わたしの見方・考え方)
- 掲載誌『PHP』2007年11月号 p46~51
- PHP研究所 2007.10.10
- 50代から生きるのがうまい女(ひと)、ヘタな女(ひと) p105~110
- PHP研究所 2016.8.3 ISBN978-4-569-83393-4
2008年
解説――少年の少年たる所以
- 森博嗣「工作少年の日々」 p246~251
- 集英社 2008.1.25 (集英社文庫) ISBN978-4-08-746254-8
半分人間―半分妖精(特集・中島らも―バッド・チューニングの作家)
- 掲載誌『ユリイカ』2008年2月号 p78~81
- 青土社 2008.2.1
- 「一瞬と永遠と」 p101~104
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
解説 二重螺旋を超えた超新人達
- 矢口敦子「人形になる」
- 徳間書店 2008.8(徳間文庫) ISBN978-4-19-892841-4
- 「一瞬と永遠と」 p69~74
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
彩の国ファミリーシアター 音楽劇『ガラスの仮面』
- 掲載誌『埼玉アーツシアター通信』第17号 p3
- 財団法人埼玉県芸術文化振興財団 2008.9.15
- 電子ブック
2009年
解説 V.ファーはどこにあるのか
- 恩田陸「ネクロポリス 下」 p454~462
- 朝日新聞出版 2009.1.9(朝日文庫) ISBN978-4-02-264470-1
〔故郷は水の匂いがする…〕(タイトルなし)
- 「クローンは故郷をめざす」劇場用パンフレット p10
- アクン 2009.1.10
心地よい、音楽にもにて―楠本まきの「KISSxxxx」
- 楠本まき「KISSxxxx」第2巻 p232~237
- 集英社 2009.2.23(集英社文庫) ISBN4-08-618839-5
- 楠本まき「KISSxxxx」II 愛蔵版 p240~242
- 小学館 2022.10.5(楠本まきコレクション) ISBN978-4-7780-3858-8
安里屋ユンタ(言葉の泉)
- 掲載誌『白い国の詩』平成21年冬号(605号) p3
- 東北電力 2009.3
- 「一瞬と永遠と」 p69~74
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
脳と心(巻頭エッセイ:学ぶ・創る・遊ぶ)
- 掲載誌『科学』 2009年4月号 79(4) p1
- 岩波書店 2009.4.1
解説 哲学の旅
- 永井均「マンガは哲学する」 p245~254
- 岩波書店 2009.4.16(岩波現代文庫) ISBN978-4-00-603183-1
- 「一瞬と永遠と」 p85~92
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- ※単行本収録時に「哲学の快感」に改題
「手塚治虫」の誕生
- 「生誕80周年記念特別展 手塚治虫展 未来へのメッセージ」 p20~22
- 東京都江戸東京博物館,読売新聞社,NHK,NHKプロモーション 2009.4.17
奈良・興福寺の阿修羅像 宙空漂う「なぜ」の問いかけ
- 掲載紙『朝日新聞』2009.5.18(朝刊) p21
- 「一瞬と永遠と」 p24~26
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
- 百億の昼と千億の夜 完全版 p372~473
- 河出書房新社 2020.7.30 ISBN978-4-30-929207-6
「アダルトチルドレン・マザー「よい母」があぶない」橘由子
- asta編集部編「魅せるひとの極意 愛読書に一流の哲学をみる」
- ポプラ社 2009.6.2
「声」の通り道 天童大人「聲ノ奉納」
- 掲載誌『現代詩手帖』2009年9月号 p83
- 思潮社 2009.9.1
- ※対馬の和多都美神社で毎年新月の日に「声」を奉納している天童大人の奉納を見に行ったお話。
- 「一瞬と永遠と」 p21~23
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
2010年
我れは宇宙(アイ・ザ・ユニヴァース)
- 小松左京著「宇宙にとって人間とは何か―小松左京箴言集」 p40~43
- PHP研究所 2010.12.15 (PHP新書) ISBN978-4-569-79243-9
- 「一瞬と永遠と」 p98~100
- 幻戯書房 2011.6.14 ISBN978-4-901998-75-8
2011年
光と闇の祈り―志村洋子へのアリア―
- 志村洋子 染と織の意匠 オペラ p4~9
- 求龍堂 2011.1.30 4,200円 ISBN978-4-7630-1102-2(しむらのいろ シリーズ)
- ※英文がついています。本はお着物の写真集で、志村洋子さんという染色作家の作品についてまるで詩のように解説されています。
カリスマ漫画家の童話集 萩尾望都(この人のスケジュール表)
- 掲載誌『週刊文春』2011年2月10日号 p123
- 文藝春秋 2011.2.10
解説:萩尾望都<西のはての年代記>という贈り物
- 「パワー 下 西のはての年代記III」アーシュラ・K・ル=グウィン著 p261~270
- 河出書房新社 2011.4.5 ISBN978-4-309-46355-1(河出文庫)
連載 本のいろあい
- 掲載誌『こころ』(平凡社)
- 1 フックスの『完訳 風俗の歴史』を読む:創刊号 2011.6.25 p146~147
- 2 北村行孝・三島勇『日本の原子力施設全データ』を読む:2号 2011.8.28 p140~141
- 3 フランク・シェッツィングに夢中――『深海のYrr(イール)など』:3号 2011.10.28 p146~147
- 4 マイクル・フリン『異星人の郷』で中世の世界を堪能:4号 2011.12.30 p176~177
- 5 J・G・バラード『殺す』、見えない暴力の凄さ:5号 2012.2.25 p74~75
- 6 エレン・ランプトン他『WHY DESIGN NOW?(なぜデザインが必要なのか)』:6号 2012.4.23 p158~159
和田慎二さん(ガンさん)へ
- 掲載誌『ミステリーボニータ』2011年9月号(追悼・和田慎二) p174
- 秋田書店 2011.8.6
萩尾さんちのねこたちです。
- 掲載誌『月刊ねこ新聞』2011年8月号 No.138 p4
- 有限会社猫新聞社 2011.8.12
- ※カラーイラスト1点付き。マイちゃんのイラスト
- 「猫は音楽を奏でる」(『ねこ新聞』監修) p60~63
- 竹書房 2013.3.23 ISBN978-4-6124-9390-8
何かが道をやってくる(特集:3.11後、作り手の課題)
- 掲載誌『熱風』2011年10月号 通巻106号(第9巻第10号) p34~38
- スタジオジブリ 2011.10.10
- ※「なのはな」「プルート夫人」を書いた動機、いきさつ、気をつけたことなど。
親は百戦錬磨
- 掲載誌『
暮しの手帖』第55号 2011年12-2012年1月号 p134
- 暮らしの手帖社 2011.11.25
- 「何げなくて恋しい記憶 随筆集 あなたの暮らしを教えてください」p66~68
- 暮らしの手帖社 2023.3.19 ISBN978-4-7660-0229-4
現代美術はおもしろい
- ミヤケマイ「膜迷路 - Down the Rabbit Hole - 」 p129
- 羽鳥書店 2012.1.20 ISBN978-4-904702-31-4
2012年
- 萩尾望都作品集 なのはな
- 小学館 2012.3.12 1200円(フラワーコミックススペシャル)
解説
- 森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」 p384~387
- 角川書店 2012.11.25 629円(角川文庫)ISBN978-4-04-100561-3
2013年
万華鏡
- 重松成美「BABEL 2」 p280~281
- 講談社 2013.3.5 762円(IKKI COMIX)ISBN978-4-09-188618-7
- 井上ひさし「水の手紙―群読のために」 p72~74
- 平凡社 2013.3.25 1200円 ISBN978-4-582-83579-3
- 今市子「百鬼夜行抄」第22巻 特装版 ベストセレクション p5
- 朝日新聞出版 2013.10.30 1260円 ISBN978-4-02-214132-3
- 掲載誌『ダ・ヴィンチ』2013年11月号 p98
- メディアファクトリー 2013.11.1
- ※「百鬼夜行抄」第1話「闇からの呼び声」
2014年
レイ・ブラッドベリ著「霧笛」―愛されている以上にいつも何かを愛するということ。(忘れられない1頁)
- 掲載誌『朝日新聞』東京本社版夕刊 朝日新聞広告特集 p9
- 朝日新聞社 2014.3.22
- ※『flowers』のサイトに本文がアップされています。
茜色の鳥を飼う、「先生の白い嘘」
- 鳥海茜「先生の白い嘘」第2巻 p190~191
- 講談社 2014.9.22 ISBN978-4-06-388377-0
2015年
解説「水木しげるという奇々なる奇蹟」
- 水木しげる「水木しげる漫画大全集 031 ゲゲゲの鬼太郎 3」 p600~603
- 講談社 2015.2.3 ISBN978-4-06-377542-6
雪と幻想 25年
- 掲載誌『日本経済新聞』朝刊 32面
- 日本経済新聞社 2015.5.3
- ※「ゆきのまち幻想文学賞」の1990年の設立から現在、受賞パーティのお話などについて書かれています。
2016年
問いかける言葉 東日本大震災5年―3―痛み伴う対話を選ぶ潔さ―漫画家 萩尾望都氏
- 掲載誌『日本経済新聞』朝刊 44面
- 日本経済新聞社 2016.3.2
あとがき「福島ドライヴ」について
- 「新装版 萩尾望都作品集 なのはな」 p194~195
- 小学館 2016.3.15 ISBN978-4-09-138381-5(フラワーコミックススペシャル)
解説 アンドロギュヌスの愛
- 森博嗣「神様が殺してくれる Dieu aime Lion」 p346~354
- 幻冬舎 2016.4.15 ISBN978-4-344-42470-8(幻冬舎文庫)
萩尾望都 手塚治虫「ジョーを訪ねた男」
- 「手塚治虫文化賞作家が選ぶBest of 手塚's Work」 p6
- 朝日新聞出版 2016.9.30 ISBN978-4-02-214218-4
- ※「ジョーを訪ねた男」初出『プレイコミック』1968年9月25日号
蜷川幸雄は美しい
- 「文藝別冊 蜷川幸雄―世界で戦い続けた演出家」 p164~165
- 河出書房新社 2016.10.30 ISBN978-4-309-97903-8
2017年
あなたはいつも春くらもちさん
- 「文藝別冊 くらもちふさこ―デビュー45周年記念 ときめきの最前線」 p18~19
- 河出書房新社 2017.4.30 ISBN978-4-309-97914-4
2018年
風景そのものが語りかけてくる(私と“谷口ジロー”)
- コロナ・ブックス編集部編「谷口ジロー 描く歓び」 p98
- 平凡社 2018.10.24 ISBN978-4-582-64514-0
- 山本タカト著「ノスフェラトゥ NOSFERATU」
- エディシオントレヴィル〔発行〕,河出書房新社〔発売〕 2018.11.9(Pan-Exotica)ISBN978-4-309-92159-4
純愛を求めて辿り着く先―BL(初単行本お祝いメッセージ)
- 山田マリエ「魔夜の娘はお腐り申しあげて」 p187
- 小学館 2018.11.19 ISBN978-4-7780-3408-5
2019年
情緒性が風のように流れていました
- 文藝別冊 総特集 石ノ森章太郎―萬画の天才、誰がために闘う
- 河出書房新社 2019.4.2
『新装版 斎王夢語』あとがき
- 新装版 斎王夢語 5p
- 新潮社 2019.7.25 2500円 978-4-10-399603-3
「十二国記」と私:「悄然として」―異世界の話の筈なのに、まるで我が国の歴史のような物語(小野不由美「十二国記」シリーズ最新刊刊行記念特集)
- 掲載誌『小説新潮』2019年12月号(第73巻第12号) p123~127
- 新潮社 2019.11.22
- ※同号に「日本ファンタジーノベル大賞」選評「物語をふんばろう」p12~14がある。
- 「十二国記」30周年記念ガイドブック p56~60
- 新潮社 2022.8.25 ISBN978-4-10-354024-3
2021年
愛が、憎しみが、絶望が、希望が
- 夜への長い旅路(COCOON PRODUCTION 2021 DISCOVER WORLD THEATRE vol.10)p42~43
- 東急文化村 2021.6.7
- ※2021.6.7~7.4 東急文化村シアターコクーンで上演された、ユージン・オニール作の演劇のパンフレット
2022年
手塚治虫 人間の本音を描く(創刊100周年記念企画「100年の100人」)
- 『文藝春秋』2022年1月号 第100巻第1号 p282~283
- 文藝春秋社 2022.1.1(2021.12.10発売)
なんなんだ、山上たつひこって―山上たつひこ「王子失踪す」
- 掲載誌『波』2022年1月号 p34~35
- 新潮社 2022.1.27(2021.12.28発売) 56(1)
楳図かずおという恐怖(特集・楳図かずおの大いなる芸術)
- 掲載誌『芸術新潮』2022年2月号 p86~87
- 新潮社 2022.2.25(2022.1.25発売)第73巻第2号 通号866号
もっとオスカル様を!
- ベルサイユのばら アニバーサリーブック―愛と感謝の50周年
- 集英社 2022.9.20 ISBN978-4-08-790083-5 p104~105
往復書簡
- 楠本まき「KISSxxxx」II 愛蔵版 p237
- 小学館 2022.10.5(楠本まきコレクション) ISBN978-4-7780-3858-8
- ※2009年の「KISSxxxx」集英社文庫2巻の解説を再録する依頼の手紙。往復書簡になっていて、楠本まき(p236)→萩尾望都(p237)→楠本まき(p239~240)となっている。最後に楠本まきの描くエドガーが載っている。
こころにひびくことば「あなたは、悪くない」
- 掲載誌『PHP』2024年3月号 表III
- PHP研究所 2024.2.10 通巻910号
- ※グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」の中の言葉を選ばれています。
ヤマザキマリとは何者ぞ?
- ヤマザキマリの世界 1967-2024 p96
- 求龍堂 2024.5.15