単行本

マージナル

マージナル 第1巻 プチコミックス

マージナル 第1巻

砂漠の中に立つ都市(シティ)、モノドールへ向かって男達は進む。聖堂に住む唯一のマザ、この世界のただ一人の“母”から、彼らの子供をもらうために。――しかしマザは年老い、もう長い間子供は生まれていない。そして突然のマザの死。月が欠け、満ちるまでに、新しいマザをたてねばならぬ。若く、美しい、新たなる“聖母(ホウリ・マザ)”を――。赤子のいない、女のいない、男だけのこの世界で、命は再びはぐくまれ、営みは続いていくのだろうか――

出版社小学館
初版発行1986.7.20
判型B6判
定価504円
ISBN4-09-178041-5
叢書名プチコミックス 41
目次
  • カラーイラスト 4p
  • マージナル
  • プロローグ ホウリ・マザ 48p
  • 第1話 迷い子 45p
  • 第2話 アシジンの岩屋 49p
  • 第3話 二九九九―現在 48p
参考情報
ラジオドラマ
画集「狩人は眠らない」

マージナル 第2巻 プチコミックス

マージナル 第2巻

都市(シティ)の三区には、図書の家がある。そこには美しい夜鳴鳥(ナイチンゲール)が、閉じこめられている。少年は図書を訪ねて、多くの古書にウーマンが描かれているのを見る。昔、多くいたというウーマンは、どこへ消えてしまったのか、そして、図書からは夜鳴鳥もまた、どこかへつれ去られ、消えてしまった――

出版社小学館
初版発行1987.2.20
判型B6判
定価504円
ISBN4-09-178042-3
叢書名プチコミックス 42
目次
  • カラーイラスト 4p
  • マージナル
  • 第4話 漆黒の森 41p
  • 第5話 図書の家の夜鳴鳥 49p
  • 第6話 花石榴の村 40p
  • 第7話 双頭 40p
  • 第8話 レクイエム 39p

マージナル 第3巻 プチコミックス

マージナル 第3巻

砂漠の夜には、影のない死霊がひっそりとよりそってくる。地球にやってきた男は、魂の苦痛からときはなたれた夢の子供をつくりだそうとしていた。都市(シティ)の科学者等が果たせなかった受胎と出産をうみだそうとしたのである。―そして―つくりだされた子供は、何による夢の具現であったのか――

出版社小学館
初版発行1987.4.20
判型B6判
定価504円
ISBN4-09-178043-1
叢書名プチコミックス 43
目次
  • マージナル
  • 第9話 イワンの研究について 38p
  • 第10話 死霊 38p
  • 第11話 受胎告知 48p(表紙カラー)
  • 第12話 夢の子供 No.151 38p
  • 第13話 ヘビじじいとヘビ男 42p(表紙カラー)

マージナル 第4巻 プチコミックス

マージナル 第4巻

アシジンは、長官と市長を殺さねばならない。長官は、アシジンと恋に落ちてはならない。ミカルは、不安なままマザと結婚せねばならぬ。洗脳をうけたマザは、記憶のかなたに恋人の影を見ている。キラは自分のものでない夢に迷い、人びとの願いは交錯する。

出版社小学館
初版発行1987.10.20
判型B6判
定価504円
ISBN4-09-178044-X
叢書名プチコミックス 44
目次
  • カラーイラスト 4p
  • マージナル
  • 第14話 星と炎 39p
  • 第15話 狩人 38p
  • 第16話 えもの 38p
  • 第17話 アシジンとマルグレーヴ 40p
  • 第18話 最後の晩餐 44p

マージナル 第5巻 プチコミックス

マージナル 第5巻

マルグレーヴは愛を見失っていたが、病んだ地球を愛していた。マザも人びとも都市も自分も不毛の大地にのみこまれ、消えはててしまうことを夢みていた。多分うまくいくはずだった。キラが、再生の夢さえ見なければ――

出版社小学館
初版発行1987.11.20
判型B6判
定価504円
ISBN4-09-178045-8
叢書名プチコミックス 45
目次
  • カラーイラスト 4p
  • マージナル
  • 第19話 ハレルヤ 40p
  • 第20話 暗示 40p
  • 第21話 洪水 46p
  • 第22話 境界の果て 49p
  • エピローグ ホウリ・ナイト 41p

マージナル 第1巻 小学館叢書

マージナル 第1巻

出版社小学館
初版発行1994.2.20
判型四六判上製
定価1223円
ISBN4-09-197192-X
叢書名小学館叢書
カバーイラスト東逸子
目次
  • マージナル
  • プロローグ ホウリ・マザ 48p
  • 第1話 迷い子 45p
  • 第2話 アシジンの岩屋 49p
  • 第3話 二九九九-現在 48p
  • 第4話 漆黒の森 41p
  • 第5話 図書の家の夜鳴鳥 49p
  • 第6話 花石榴の村 40p
  • 第7話 双頭 40p
  • 解説:田中芳樹(作家)

マージナル 第2巻 小学館叢書

マージナル 第2巻

出版社小学館
初版発行1994.3.20
判型四六判上製
ISBN4-09-197193-8
定価1223円
叢書名小学館叢書
カバーイラスト東逸子
目次
  • マージナル
  • 第8話 レクイエム 40p
  • 第9話 イワンの研究について 38p
  • 第10話 死霊 38p
  • 第11話 受胎告知 48p
  • 第12話 夢の子供 No.151 38p
  • 第13話 ヘビじじいとヘビ男 42p
  • 第14話 星と炎 39p
  • 第15話 狩人 38p

マージナル 第3巻 小学館叢書

マージナル 第3巻

出版社小学館
初版発行1994.4.20
判型四六判上製
定価1223円
ISBN4-09-197194-6
叢書名小学館叢書
カバーイラスト東逸子
目次
  • マージナル
  • 第16話 えもの 38p
  • 第17話 アシジンとマルグレーヴ 40p
  • 第18話 最後の晩餐 44p
  • 第19話 ハレルヤ 40p
  • 第20話 暗示 40p
  • 第21話 洪水 46p
  • 第22話 境界の果て 49p
  • エピローグ ホウリ・ナイト 41p

マージナル 第1巻 小学館文庫(新版)

マージナル 第1巻

西暦2999年。世界は静かな消滅に向かっていた。赤く汚染された海、不妊を引き起こすウイルス。人々は生殖能力を失い、この世界はただ1人の聖母マザと、彼女の産んだ数万の息子たちで形づくられていると信じられていた。だが、そのマザが祭礼の日に暗殺されてしまう。マザの暗殺者グリンジャと疫病神と恐れられるアシジンが「夢の子供」キラに出会うことから物語は始まる。

出版社小学館
初版発行1999.8.10
定価620円
ISBN4-09-191254-0
叢書名小学館文庫
目次

マージナル 第2巻 小学館文庫(新版)

マージナル 第2巻

「夢の子供」キラは、限りなく幸福な子供を創造することに憑かれた狂気の科学者イワンによってつくりだされた。だが、不毛の地球に生まれ満ちる無数のキラたちをイワンが夢想したとき、破局がやってきたのだった。一方、この世界「マージナル」は新たな人類を地球に生み出すための、別世界から完全にコントロールされた実験都市プロジェクトであることが明らかになる。

出版社小学館
初版発行1999.8.10
定価600円
ISBN4-09-191255-9
叢書名小学館文庫
目次

マージナル 第3巻 小学館文庫(新版)

マージナル 第3巻

受胎したキラの強大な共感能力は、キラが感応した者のみる夢を実らせる…。キラはアシジンらプロジェクトへの反逆者たちと行動をともにしていた。新しいマザのお披露目の日、グリンジャに導かれた世界の死を夢見る者たちにシンクロしたキラは大洪水を引き起こす。沈みゆく世界のなかで、海へ流されたキラは地球の生への律動と同調した。そこで、キラが見たものは!?

出版社小学館
初版発行1999.9.10
定価610円
ISBN4-09-191255-6
叢書名小学館文庫
目次