プロレスや宝塚との共通点、新作歌舞伎の自由さ、役者の至高の芸……歌舞伎の多彩な魅力と謎に迫る夢枕獏のエッセイと、萩尾望都の美麗な歌舞伎絵による、夢の歌舞伎案内。特別対談も収録。
著者 | 夢枕獏著、萩尾望都絵 |
出版社 | 河出書房新社 |
発行年月 | 2021.6.30 |
ISBN | 978-4-309-29143-7 |
内容 | 第一部 花歌舞伎徒然草 |
花の速度をもつ人:p6~12 | |
「盟三五大切」の謎:p13~19 | |
「三國傳來玄象譚」の語:p20~27 | |
釣りと九代目團十郎:p28~34 | |
摩多羅神あれこれ:p35~41 | |
歌舞伎評:p42~48 | |
桜の森の満開の下:p49~55 | |
型の話:p56~63 | |
圓朝と歌舞伎:p64~70 | |
「楊貴妃」という魔法:p71~77 | |
空海と晴明と十代目幸四郎さん:p78~83 | |
平賀源内おもしろ草子:p84~90 | |
歌舞伎と宝塚 そして『ポーの一族』:p91~97 | |
色悪というファンタジイ:p98~ 104 | |
コクーン歌舞伎よ どこまでゆくか:p105~109 | |
カラーイラスト「バラの門の番人 別バージョン?」:p111 | |
第二部 特別対談 夢枕獏×萩尾望都:p113~125 |
挿画も2ページ
各章につき1枚の挿絵が入っている。p111は描き下ろし