2013年11月6日、フランスのグレナ社から萩尾望都先生の作品の仏語訳アンソロジーが刊行されるそうです。
Moto Hagio - Anthologie(Glénat Le Meilleur Manga)
このアンソロジーは二巻構成で同時発売されるとのこと。収録作品は【幻想編】が「酔夢」「11人いる!」「続 11人いる!東の地平 西の永遠」「白き森白い少年の笛」の4作品。【人間編】が「イグアナの娘」「半神」「11月のギムナジウム」「かわいそうなママ」「エッグ・スタンド」の5作品。(多分2冊合わせて)608ページ。結構なボリュームですね。ヤマダトモコさんが巻頭の言葉を寄せられています。
25.5ユーロとありますが、1冊あたりのお値段なのか、それとも2冊セットなのか、現段階ではちょっとわかりませんが、向こうのマンガのお値段の感覚でいうと、並製ですし2冊の可能性が高いかと思います。amazon.frとamazon.ukにはすでにあがっています。うまくいけばamazon.co.jpで発注できるようになるでしょう。ネット書店でなくてもリアル書店の洋書部でも取り扱われる可能性もあります。
本のタイトルも仮名ですし、訳者名なども合わせ、詳細がわかりましたらアップします。
【追伸2013.11.6】
11月6日、無事刊行されました。「幻想編」の前書きはヤマダトモコさん、「人間編」の前書きが夢枕獏さんです。相変わらずamazon.frとamazon.co.ukでしか取り扱っていません。私は紀伊國屋書店の洋書部に予約の形で入れました。1ヶ月程度かかるそうです。到着したら、また更新します。
【追伸2013.12.7】
入荷されました。刊行からちょうど1ヶ月です。4,492円でした。紀伊國屋book webでも販売しております。