雑誌掲載情報
完全デジタル制作マンガ「ガリレオの宇宙」が公開。創作インタビューも
2020年8月7日、萩尾望都先生が初めて完全デジタルで制作された作品「ガリレオの宇宙」がApple Storeにて公開されました。「ガリレオの宇宙」前後編と制作にまつわるインタビューです。
iPadとApple Pencil、Adobe Frescoアプリを使って描かれています。
取材・制作にはAdobe Capture、Box、Star Walk 2、仕上げにはAdobe Photoshopアプリも使われています。
なんて豪華な企画。さすがは Apple。やるな!
ガリレオの宇宙(前編)
まず作品の前編。iPadとApple Pencil、Adobe Frescoアプリを使って描かれています。
ガリレオの宇宙(後編)
Adobe Frescoのほか、Adobe Capture、Box、Star Walk 2が使われています。
萩尾望都の新しい筆:App Store ストーリー
2020年1月にイタリアの首都ローマに行かれてます。以前からiPadでイラストは描かれていましたが、今回初めて、下書きから完成まで全編デジタルで描いたそうです。先生は新しいものを取り入れることに積極的です。
マンガの開拓者を 照らす想像力の光:App Store ストーリー
新しい技術は、人々の創造や開拓に何をもたらすか、また技術の使い方についての萩尾先生のお話です。
『月刊flowers』2020年8月号から「ポーの一族 秘密の花園」の連載が再開されました。
2020年6月27日発売の『月刊flowers』8月号から「ポーの一族 秘密の花園」の連載が再開されました。表紙、巻頭カラー45ページです。
旅の途中で体調を崩したアラン。ふたりが偶然に訪れた館にアーサー・クエントン卿がいました。これが彼らと卿の出会いでした。
クエントン卿と出会った頃のエドガーは、ポーツネル男爵夫妻とメリーベルを失い、アランを得てリデルを育てた後の状態です。エドガーとメリーベルは老ハンナを失った後にちゃんと「ポーの村」にいたんですよね。その後新しい血を求めて旅に出たはずが、ずっとそのままポーの村に帰らなかった。それはアランがいたからだったということはわかっていました。それは「ポーの村の掟」に反することでした。
でも、その後、ポーの村の入口がわからなくなってしまったのでしょう。この「秘密の花園」はエドガー、アラン、クエントン卿の物語です。現代に近い時間を舞台としたの「ユニコーン」のその後とどうつながってくるのか、楽しみな連載再開です。
「ポーの一族 秘密の花園」
『月刊flowerss』2020年7月号に「ポーの一族」の短編が掲載されています。
2020年5月28日発売の『月刊flowers』2020年7月号に萩尾望都先生の「ポーの一族 番外編 月曜日はキライ」が掲載されています。4ページのショートショートですが、クスリと笑って、ラストちょっと寂しい。アランがかわいいです。エドガー辛辣です。それはいつもの二人ということですね。
そして来月6月27日発売の『月刊flowers』2020年8月号から「ポーの一族 秘密の花園」の連載が再開されます。表紙&巻頭カラーです。アランの復活を願うエドガー。その運命の旅の行き先は?
萩尾先生、ショートショート欄外のお知らせに書いてありましたが、3月25日から一歩も外に出ていらっしゃらないんですって。すごい。頑張って自粛されていたのですね。今どうされているのか、とにかく用心深くされておられるご様子。ホッとしました。
『月刊YOU』休刊。「王妃マルゴ」の連載は『ココハナ』へ引き継がれます!
2018年10月15日、集英社『月刊YOU』11月号が発売されました。そしてこれが最終号になります。「王妃マルゴ」は『ココハナ』に連載が引き継がれます。11月28日発売の『ココハナ』1月号から連載が再開されます。
→『月刊YOU』掲載作品の今後
「王妃マルゴ」は5話で単行本1冊分となります。11月号で3話目ですので
11月28日『ココハナ』1月号「王妃マルゴ」第33章(第7巻4話目)
12月28日『ココハナ』2月号「王妃マルゴ」第34章(第7巻5話目)
1月28日『フラワーズ』3月号以降、2019年の春に「ポーの一族」連載再開
というような流れになるかと思います。連載2誌が同じ発売日なのは先生も何かとスケジュールが立てやすいでしょう。
『月刊YOU』には感謝しています。萩尾先生の「コスチュームロマンを」という長年の希望を叶えてくれました。『フラワーズ』との連携をしながら先生のペースで連載を続けてくださり、私達に届けてくれました。「あぶな坂HOTEL」「王妃マルゴ」の連載、どうもありがとうございました。