「もしも東京展」レポート
2021年8月9日、東京都現代美術館「もしも東京展」に行ってきました。
公式サイト
日時:2021年8月4日(水)~9月5日(日)10:00~18:00
休館日:8月10日・16日・23日
会場:東京都現代美術館 地下2階講堂、中庭、水と石のプロムナード
萩尾望都先生の出品作品は「江戸~東京 300年マーチ」です。
1964年のオリンピックから2021年のオリンピックまで。東京タワー、宝塚、富士山、お寿司、天ぷら、軍隊、さまざまなものが描かれています。中央にエドガーとアラン。図録では細部に分割し9ページに渡り掲載されていました。
グッズはクリアファイルとポストカード。トートバッグはきれいに印刷されてました。
20人の作家さんの作品全部見てきましたが、特に気になった作品を。尚、写真撮影は許可されていました。
山下和美先生の世田谷の尾崎邸と後ろには柳沢教授や「不思議な少年」や「ROCKS」のギターを弾くめちゃくちゃカッコいいハゲオヤジ(このキャラクター秀逸でした)のコーナー。
市川春子先生の豪華な絵のパノラマ。「宝石の国」コラボチックなところも。
岩本ナオ先生の作品は完璧なマンガ作品で図録以外の何処かに収録しないともったいないです。そうかー。東京に住んで長いんだ。なんかずっと岡山のイメージのまま‥。
太田垣康男先生の「the next day」はアオイホノオです。上京翌日からの出来事。いい話だな-。
石と水のプロムナードは講堂を出ます。セミの声と台風の去った後の強い風と水の流れ。大童澄瞳先生の「East East」が水辺に浮かんでいました。
東京都現代美術館はこの真夏の炎天下、清澄白河駅から15分歩くより菊川駅からバスが出てます。ちょっとバス停わかりにくいのですが。
予約制です。土日や連休は厳しいかもしれませんが、当日入れる日もあるようです。スマホとイヤホン用意して行けば、音声ガイダンスを聞くことができます。
20人の作家さんの渾身の描き下ろしの絵が無料で見られる貴重な展覧会でした。