2019年9月21日

萩尾望都SF原画展 山梨会場に行ってきました

yamanashi01.jpg2019年9月16日(月・祝)、萩尾望都SF原画展 山梨会場に行ってきました。会場の山梨県立美術館は甲府駅からバスで15分程度。芸術の森公園の中にあり、公園内には山梨県立文学館もあって、散策も楽しめます。当日はお天気もよく、四方を山に囲まれた盆地らしさも感じられて、気持ちがよかったです。

山梨県立美術館「萩尾望都SF原画展」は最初は2016年に武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されました。ビルの中の展示スペースに近い感じです。次に、新潟市マンガ・アニメ情報館で開催され、この時に展示する原画数を100枚以上増やし、そこから原画の数は一定していて、二次資料やタペストリー、複製原画の数が会場によって変化しています。神戸ゆかりの美術館もかなり高さのある本格的な美術館でしたが、それ以外は小さめの美術館かマンガ専門のミュージアムで開催されてきました。その都度その場所に合わせて展示方法・順番は少しずつ変わっていっています。

山梨県立美術館はとても大きな本格的な美術館です。スペースにもかなり余裕がありました。そこでこのような状況になっていました。
三体の写真スポット
1. 写真撮影スポットが3枚横並び。これは久しぶりという気がします。いつ以来かな?
2. 原画を2段にしていない。スペースの小さい会場では頻繁に上下2段になっていました。
3. キャプションがすべて額の横につけられている(当然のようで当然ではない)
4. 章立てのバナーが大きい(「I 1970s SF初期」といった目印のこと)
5. タペストリーが多め(これは神戸ゆかりの美術館も)

ですが、スペースがあるのに以下のような点もあります。

6. 複製原画が出ていない
7. ガラスケースが少ない

全体的にゆったり見せるために、原画だけに絞ったということでしょうね。

展示の詳細はこちら→イベント > 萩尾望都SF原画展 山梨会場
グッズに「銀の三角」の手ぬぐいが2点と缶バッジが追加されています。

私はトークショーの直前に見ていたのですが、さーっと先生方ご一行が駆け抜けていったのにはびっくりしました。内覧会でもない限り、先生が開場中に観覧されることはあまりないと思いますので。もっとびっくりしたのは、皆さん原画に夢中で先生方に気付かなかったことです。先生も撮影スポットでお写真撮られていたので、その辺りにいらした方達はさすがに気付かれていたと思いますが。

小作のほうとう芸術の杜公園の目の前に「甲州ほうとう小作」がありますが、休日のお昼時のせいかとても混んでいたので予約した方がいいかもしれません。美術館内にもレストランはあります。

帰りに駅の逆側、北口にある甲州夢小路で甲州ワインの試飲をしたり、各種のレーズンサンドをお土産に買ったりしました。これはタイムオーバーで出来ませんでしたけど「黒蜜庵 きなこ亭」で信玄餅バリエーションを食べるとかもいいですね。ほんのちょっとですが、観光らしきことも出来てよかった。

もし駅近辺のビジネスホテルで前泊される方がいらしたら、甲府駅北口の喜久乃湯温泉という銭湯温泉は徒歩で行けるし、よかったとのことでした。

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