2019年2月

画業50周年記念企画「ポーの一族」プレミアムエディションが刊行されます

ポーの一族 プレミアムエディション
2019年は萩尾望都先生の画業50周年です。小学館ではたくさんの企画を用意してますが、最初に出るのはこの「ポーの一族」プレミアムエディションです。2月26日に発売となります。

今回のこの「プレミアムエディションは」まずB5版の雑誌連載時の大きさで再現したことが特徴です。扉絵などのカラーページの収録は「パーフェクトセレクション」でもありましたけれど、今回は作品の予告カットや物語の時系列がわかる年表も収録されているそうです。原稿に細かな修正を加え、スキャンし直して新しく版をつくったものです。どのように再現されるのでしょうね。

表紙画像は「萩尾望都作品集」第1期(通称赤本)の「ポーの一族」では4分割されていたイラストを2分割にしたもの。ページ数なんですけれども、各巻400~500ページという大ボリュームです。

しかし、収録作品及び順番が「予定」のためまだよくわかりません。このままだとすると、掲載順でも時系列でもありません。刊行されてからもう一度見てみましょう。

「ポーの一族 プレミアムエディション」(小学館)
上巻:B5版482p、2600円(税抜) ISBN978-4-09-179270-9
下巻:B5版434p、2600円(税抜) ISBN978-4-09-179277-8

<上巻 収録予定作品>
・ポーの一族
・すきとおった銀の髪
・ポーの村
・グレンスミスの日記
・メリーベルと銀のばら
・ペニーレイン
・リデル森の中
・はるかな国の花や小鳥
・一週間
<下巻 収録予定作品>
・小鳥の巣
・エヴァンスの遺書
・ランプトンは語る
・ピカデリー7時
・ホームズの帽子
・エディス

2019.02.10 14:55 | 単行本発売情報