萩尾先生が第3回マンガ郷いわて特別賞表彰式に出席されました
2018年12月15日、萩尾望都先生が岩手県盛岡市のイオンモール盛岡で開かれた第3回マンガ郷いわて特別賞表彰式にご出席され、達増・岩手県知事との対談に臨まれました。
「マンガ郷いわて特別賞」は岩手県主催の賞で、岩手県の魅力発信や文化振興、復興等に貢献した人を表彰するものです。詳細はこちら。→萩尾先生が第3回マンガ郷いわて特別賞を受賞されました(2018.11.28)
※写真は岩手県在住のファンの方に送っていただきました。
受賞理由は以下の通りです。
ア 東日本大震災からの復興に思いを馳せた作品集「なのはな」を2011年に執筆。2012年にはこの作品集の一つとして宮沢賢治の銀河鉄道の夜をテーマとした「なのはな-幻想『銀河鉄道の夜』」を執筆しており、東日本大震災からの復興と岩手県の文化振興に多大なる貢献をされたこと。
イ 東日本大震災で津波の被害にあった東北沿岸の学校に、子供たちの大好きなアフリカ野生動物の写真つきカレンダーを寄贈し、笑顔と夢を持ち続けてほしいと滝沢市の民間企業((株)アイ企画)が始めた「被災地の子供たちに動物カレンダーを贈るプロジェクト」にスペシャルパートナーとして参加し、災害からの復興に御支援いただいたこと。
ウ 被災した陸前高田市立博物館(現在は休館中)のコレクションの中に漫画の雑誌があり、この中に同氏の代表作「ポーの一族」が掲載されていたことをきっかけに、その時代に生きた人々にとって、過去と未来をつなぐ重要な役割を果たした漫画の持つ魅力について、岩手県立博物館(盛岡市)において講演されたこと。
「第3回マンガ郷いわて特別賞」の表彰について(岩手県文化スポーツ部文化振興課)(PDF)
「なのはな」は福島だし岩手...?と思ってたのですが、「なのはな-幻想『銀河鉄道の夜』」は岩手ですね。あの動物カレンダーも入ってるのですね。今年4月の岩手県立博物館の講演会は何か布石だなとは思っていました。
達増岩手県知事との対談の中で「復興支援と言ってもささやかなもので」と謙虚におっしゃる萩尾先生でした。
昨日のトークイベントにて。
— ANA (@anayuko) 2018年12月16日
東日本大震災についての思いを語る萩尾先生です。
@ イオンモール盛岡 pic.twitter.com/la1DFRyQgN
マンガで岩手魅力発信 特別賞に萩尾望都さん(テレビ岩手)