萩尾望都先生が2016年度の朝日賞を受賞されることが発表されました。
2017年1月1日、萩尾望都先生が2016年度の朝日賞を受賞されることが発表されました。受賞理由は「漫画表現の革新と長年にわたる創作活動」です。萩尾先生、並びに長年萩尾先生を支えられたスタッフの皆さま、おめでとうございます。
朝日賞、3氏1団体(朝日新聞1面)
朝日賞のみなさん(30面)
朝日賞は朝日新聞社が主催する賞で、学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、わが国の文化、社会の発展、向上に多大の貢献をされた個人または団体に贈られるものです。昭和4年に制定されて以来、昭和20年の一度だけ中止されましたが、ずっと続いている賞です。年に4~5人選出され、正賞のブロンズ像と副賞500万円が贈られます。
漫画家としては1987年の手塚治虫先生、2008年の水木しげる先生に続き、3人目です。文化人、芸術家に授与される民間の賞としては、日本では最大級のものです。
例年1月1日に発表され、1月末頃に帝国ホテルで贈呈式と祝賀パーティーが開かれます。今年は1月30日です。萩尾先生はお着物でおいでになるのでしょうか?楽しみです。