2013年3月28日

『flowers』2013年6月号にSF作品「アウェイ-AWAY-」が掲載

flowers 2013年6月号2013年4月27日頃発売の月刊『flowers』6月号に萩尾先生の作品が掲載されます。しかも、SFです!原案に小松左京「お召し」とあります。おそらくお話の基本は「お召し」にある通りで、物語はオリジナルなのかなと予想しています。

『flowers』来月予告

作品は前後篇で2ヶ月連続連載。前篇は43pで表紙&巻頭カラーです!表紙は2011年3月号の「春の小川」の時以来ですから、実に2年ぶりとなります。

203×年のある非、町中から大人が消えた。残されたのは子どもたちだけ。中学生・鹿毛一紀の選択は...!?そして、子供達の運命を握るものは――!?
萩尾望都が久々に放つSFサスペンス、大ボリュームの前後編83pで登場。


小松左京「お召し」の初出は『SFマガジン』1964年1月号で短篇です。お話は上記の紹介文の通り、子供サバイバルもので、少し「漂流教室」(楳図かずお)を彷彿とさせます。

この作品は小松左京単独著の中では残念ながら絶版となっている書籍に収録されています。
アダムの裔」 1973 新潮文庫
時の顔」 1998 ハルキ文庫

しかし、電子書籍ですぐ読めるものもあります。
お召し」 電子書店パピレス(105円)

また、アンソロジーなら新刊で購入できます。児童向けです。
未来世界へようこそ」 2005 ポプラ社

雑誌掲載情報