井上ひさし氏の朗読劇「水の手紙」に挿絵を描かれました。
故井上ひさし氏が書かれた朗読劇2本のうちの1本、「群読のために「水の手紙」」という作品に萩尾望都先生が挿絵を描かれました。平凡社から3月25日に発売予定です。
井上ひさし作品と言えば、戯曲もフライヤーも和田誠さんのイラストが印象的ですが、今回は少し趣向を変えて、萩尾先生が挿絵を担当されたようです(詳細がわかりましたら追記します)。
本作品は井上ひさしが2003年に開催された「第18回国民文化祭やまがた2003」の総合フェスティバルのプロデューサーをつとめた際に基調講演の代わりにといって初演されました。水の大切さを訴える世界からの手紙を、大勢の役者が唱和しながら語る群読劇です。
井上ひさし著、萩尾望都画
「水の手紙―群読のために」平凡社 2013.3.27
82ページ ISBN978-4-582-83579-3 1,364円