「いまこそ私は原発に反対します。」に短編小説を寄稿
2012年3月1日発売、日本ペンクラブ編の「いまこそ私は原発に反対します。」に萩尾先生が短編小説を寄稿されています。「福島夢十夜」というタイトルで20ページ。猪苗代湖にあるおじの別荘に向かいキャンプする青年に「件」(くだん)という半人半牛の妖怪が現れ、青年に預言を伝えます。それは恐ろしい内容でした。
本文内に「くだん」について説明するくだりにWikipediaがでてきたので、そのままリンクを貼ります。
→件(Wikipedia)
こうやって文字で読むと件の預言はおそろしいですが、実際に起こったことの羅列です。小松左京「日本沈没」という言葉が出てくるのが萩尾先生らしいなと思います。また、短編というよりは星新一のようなショートショートのおもむきもあります。