単行本「なのはな」が発売されます
2012年3月9日頃、いよいよ「なのはな」が単行本になります。震災1周年を目前にした日に照準を合わせて来ました。
収録作品は以下の通り。
「なのはな」
「プルート夫人」
「雨の夜―ウラノス伯爵」
「サロメ20XX」
「なのはな―幻想「銀河鉄道の夜」」(描き下ろし)
2011年3月11日 誰もが ゆく先を見失い立ちつくしたあの日。
まんが家・萩尾望都は見ることを感じることを考えることを停止することなく、
思いを投げかけ、答えをさがし続けることを選んだ。
「表現」という方法で。
「作品」という形で。
(『flowers』2012年3月号p199より)
本書は「A5版、フラワーコミックススペシャル」で、波津彬子先生のコミックスと同じ判型です。従来の"ここではないどこか"のフラワーコミックス(B6版)やフラワーコミックスα(新書版)より大きなサイズです。
ページ数的にも24×1+32×3=120、+描きおろしが何ページになるかわかりませんが、通常のコミックスの量と少し違います。やはり「緊急発売」なのでしょう。
〔追補〕ようやく小学館「flowers」内に「なのはな」の告知があがりました。1,200円です。(2012.2.14)
〔追補2〕amazonで予約が開始されました(2012.2.21)
「なのはな」萩尾望都
162ページです。描き下ろし、結構ありそうです。