「乙女の美術史 日本編」のオビに萩尾先生が推薦文を掲載
「乙女の美術史 日本編」という本のオビに萩尾先生が推薦文を載せられ、エドガーとメリーベルのイラストを提供されています。
この本は女性に人気のある作品と作者にまつわる恋愛、家族、友情を中心に「乙女」目線で名作をわかりやすく読みといていくというもので、仏像から襖絵や浮世絵、近代の日本画・洋画、そして少女絵の中から「乙女」のお眼鏡にかなったものがピックアップされ、解説されています。その最後の章に「少女マンガ」が取り上げられ、萩尾先生の「小鳥の巣」や「エヴァンズの遺書」扉絵などが大きく扱われています。
本書の一番最初のカラー写真は興福寺の「阿修羅如来像」であることから、この本と萩尾ファンの相性の良さがちょっとわかります。これまであまり日本の美術に興味のなかった若い女性向けには良い本かもしれません。
「乙女の美術史」帯に萩尾望都、山本ルンルン推薦イラスト(Comic Natalie)
http://natalie.mu/comic/news/59886
「乙女の美術史」堀江先生インタビュー(コンペイトウ書房)
http://ameblo.jp/konpeitoshobou/theme-10044403537.html