作品目録

とってもしあわせモトちゃん

 

初出誌
→詳細は“図書の家「とってもしあわせモトちゃん」初出調査”へ
小さい秋みつけた 2p:「別冊少女コミック」1972年10月増刊
とってもしあわせモトちゃん 14p:「週刊少女コミック」1972年40~43,49号
春よこい 2p:「週刊少女コミック」1973年1月増刊号『ちゃお』
とってもしあわせモトちゃん 209p:「週刊少女コミック」1973年12~14,40~1975年34号
いいものみつけたモトちゃん 12p:「別冊少女コミック」1973年5~7月号
こわれたハートの物語 8p:「別冊少女コミック」1973年5月増刊号『ちゃお』
ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり 8p:「別冊少女コミック」1974年11月増刊号『ちゃお』
とってもしあわせモトちゃん 44p:「おひさま」1975年9月~1976年7月号
登場人物
モトちゃん:空を飛ぶ緑色の生き物
ジョニーウォーカーくん:人間。モトちゃんの親友
レミちゃん:ピンクの小鳥
ナポレオン:ジョニーウォーカーくんの犬
サンディ・トリー・ウィスキー:モトちゃんを助けてくれる女の子
チェリーちゃん:ジョニーウォーカーくんの友達
あらすじ
モトちゃんはオリーブ色で空を飛ぶ、陽気で気ままで不思議な生きもの。ジョニーウォーカーくんのパパとママは音楽家で、世界中を演奏旅行で飛び回っている。レミちゃんはピンク色で小さくて、ハートの巻き毛がかわいい。モトちゃんはジョニーウォーカーくんやレミちゃん、ジョニーウォーカーくんの犬のナポレオンらと楽しく暮らしている。
ある日モトちゃんはおもちゃのグライダーに何故か恋をして、グライダーを追って飛んで行く。ところが帰り道がわからなくなってしまい、サンディのペットになる。レミちゃんに会いたいモトちゃんはサンディの協力を得て、いろいろと試してみるが…。
コメント
この作品はひとまとめとさせて頂きました。長い期間かけて様々な雑誌に描かれたもので、単行本にもあちらこちらに部分的に入っていますが、萩尾望都作品週の16巻と小学館文庫が一番まとめて読めます。基本的には見開き2ページ12コマの連作ですが、時折タイトルがついている作品もあり、それは短編になっています。コメディタッチの短編集と言えば良いでしょうか。
モトちゃんはもちろん萩尾先生の「望都」というお名前からのものだと思います。モトちゃんはカナダに住んでいて、ロンドンに飛んで来てしまう設定になっていて、先生が当時ヨーロッパを巡られたことが反映されているように思われます。1972年の萩尾先生は「ポーの一族」の連載を発表する一方、「モトちゃん」も描かれ、かつヨーロッパ各国旅行にも出られて、大変に充実した年であったように思われます。
「ポーの一族」を連載されていた時期と重なるせいか、「ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり」はエロガー・ポーチネロというエドガー・ポーツネルのパロディが登場します。エドガーはシニア、エロガーはジュニアとなっています。

2010.4.22

収録書籍
トーマの心臓 第1巻(フラワー・コミックス41)

トーマの心臓 1 フラワー・コミックス 小学館 1975.2

萩尾望都作品集 第16巻 とってもしあわせモトちゃん

萩尾望都作品集 16 とってもしあわせモトちゃん 小学館 1977.9

ゴールデンライラック(プチフラワーコミックス391)

ゴールデンライラック プチフラワーコミックス 小学館 1982.7

萩尾望都作品集 第9巻 ポーの一族 4

萩尾望都作品集 9 ポーの一族 4 小学館 1978.1

入手しやすい本作品収録の単行本 とってもしあわせモトちゃん

とってもしあわせモトちゃん 小学館文庫(新版) 1997.1

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とってもしあわせモトちゃん

とってもしあわせモトちゃん メルヘンリーフ 小学館 1977.12.25

ポーの一族

メリーベルト銀のばら