雑誌掲載情報
「いまこそ私は原発に反対します。」に短編小説を寄稿
2012年3月1日発売、日本ペンクラブ編の「いまこそ私は原発に反対します。」に萩尾先生が短編小説を寄稿されています。「福島夢十夜」というタイトルで20ページ。猪苗代湖にあるおじの別荘に向かいキャンプする青年に「件」(くだん)という半人半牛の妖怪が現れ、青年に預言を伝えます。それは恐ろしい内容でした。
本文内に「くだん」について説明するくだりにWikipediaがでてきたので、そのままリンクを貼ります。
→件(Wikipedia)
こうやって文字で読むと件の預言はおそろしいですが、実際に起こったことの羅列です。小松左京「日本沈没」という言葉が出てくるのが萩尾先生らしいなと思います。また、短編というよりは星新一のようなショートショートのおもむきもあります。
「サロメ20XX」が『flowers』2012年3月号に掲載
2012年1月28日発売の『flowers』2012年3月号に「サロメ20XX」が掲載されています。
これはシリーズ三部作の最終作です。
人気の踊り子サロメを訪ねて来たかつての恋人ヨカナーン。彼はいつもサロメを思い出していたと言うが...?
何の三部作と言えばいいでしょうか?
「シュール&クールSF 衝撃の3部作完結!」とありますが、原発擬人化3部昨?
そして、このシリーズはついに単行本化されます。
「雨の夜―ウラノス伯爵」が『flowers』2012年2月号に掲載
12月28日発売の『flowers』2012年2月号に「雨の夜―ウラノス伯爵」が掲載されています。これは「プルート夫人」に始まる三部作の第二弾で、ウランを擬人化した作品となっています。
ウラノス伯爵はみなの望みを何でもかなえてくれます。宝石でも車でもオペラハウスでも工場でも与えられます。しかし「放射線に汚染されていない安全な土地と食料と水」と言われて、黙り込んでしまいます。
三部作最終作の「サロメ20XX」は『flowers』次号3月号に掲載される予定です。
小説宝石に「十時間」後篇が掲載
11月22日発売の『小説宝石』に長嶋有漫画化計画の「十時間」後篇が掲載されています。(→「十時間」へ)
先に原作を読んでいたのですが、正直、「ドン」という大きな音がした後の話がわかりにくく感じていたのです。それが漫画で見てよくわかりました。わかりにくいと感じた原因は「ストーブの灯油を見に行く」の意味がどうしても絵が浮かばなくて、??と思っているうちに主人公が雪道に出て、それに気を取られてしまったせいのようです。私が灯油は灯油入れに入れるストーブしか知らなかったからなんですね。
ラストシーンは萩尾先生なら楽しく描けそうだなと思っていたので、思わずニヤリとしてしまいました。
また、長嶋有漫画家計画のフェアをやっている書店では、萩尾先生仕様に変更され、ネームの公開など行われているようです。フェアは以下の書店。
リブロ吉祥寺店、ヴィレヴァン・イオンモール川口店、オリオン書房ノルテ店、ブックファースト京都店、ヴィレヴァン横浜ルミネ店。
フェア棚、萩尾望都さん仕様です!(公式ブログ)




