関連情報

関連書籍・記事

ここには先生に関する記事、作品に関する評論、テレビ放送を収録しました。特に新聞記事については追い切れていないので、ごく一部のものとお考え下さい。

関連書籍

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書籍収録記事

トーマたちの部屋

石子順著「少女マンガ漫画1号館―萩尾望都・里中満智子・手塚治虫・永島慎二たちの少女漫画コレクション」 p45~79
清山社 1977.11.15 800円

科学よここまできてみろ

笠原博著『SFマンガの魅力』p51~52
清山社 1978.7.10 800円
※「11人いる!」の紹介

<少年の時間> の無限化の試み

村上知彦著『黄昏通信―トワイライト・タイムス』p85~102
ブロンズ社 1979.2.10 980円
※初出一覧

眠りの中へ…萩尾望都論

橋本治著『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 前編』p73~88
北宋社 1979.4.1 1200円
橋本治著『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 前編』
河出書房新社 1984.2.4 ISBN978-4-309-40068-6(河出文庫)
橋本治著『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 新装新版 前篇』p79~136
河出書房新社 2015.8.20 ISBN978-4-309-41391-4(河出文庫)

SFと少女漫画―身辺ファンタジーの綻びから

荒俣宏 著,松本零士 編集顧問 p73~88
学習研究社 1979.4.30 980円(SFファンタジア 6 マンガ編)

初歩からプロになるまで―少女まんが入門

鈴木光明著
白泉社 1979.11.15 1200円

少女マンガ黄金時代

米沢嘉博著『戦後少女マンガ史』 p143~209
新評社 1980.1.10 1200円

「左ききのイザン」ができるまで―萩尾望都制作メモ

游企画著『少女マンガ家になれる本』p69~111
二見書房 1980.2.31(原ママ) 890円
※カット1枚。「左ききのイザン」完成原稿と制作メモを対比させて制作の過程をみずから解説したもの

少年/少女SFマンガ競作大全集 5 手塚治虫&ニューウエーブの旗手たち

東京三世社 1980.4.1

少年/少女SFマンガ競作大全集 6 花の24年組

東京三世社 1980.7.1

ウエルカム・ラブランド

伊東愛子著 新書館 1980.10.5 750円
※内容に萩尾望都周辺の記述多数あり

地球魔ゾーンの宇宙人

松本零士著 毎日新聞社 1981.7.20
※内容は松本零士によるアマゾン、インカ、ナスカ、パリ、硫黄島の1月以上の旅行記。旅行参加者は松本零士、萩尾望都、ちばてつやほか。萩尾望都写真多数と行動記録が収録されている。

第3章 閉されて――萩尾望都論

橋本治著『熱血シュークリーム』p229~285
北宋社 1982.3.25 1200円

ストーリーから作品をつくる方法

鈴木光明『続少女まんが入門』p347~380
白泉社 1984.3.20 1300円 ISBN4-592-73021-6
※メッシュの下絵と完成原稿の比較15対公開。文章なし

ヨーロッパ旅行不始末記

花悠悠紀子著『カルキの来る日』p136~138
秋田書店 1981.9.5 370円
※1979年夏、萩尾先生と同行した旅行記

「非少女」から「超少女」へ―近代的「少女」の小さな繭―萩尾望都の提出した問題

宮迫千鶴『超少女へ』
集英社 1989.3.20 295p 420円(集英社文庫) ISBN4-08-749438-1

氷室冴子著『冴子スペシャル―ガールフレンズ』

集英社 1990.4.30 530円(コバルト文庫)ISBN 4-08-611409-7
※氷室冴子特集を文庫で出版したもの。内容は萩尾先生の書き下ろしイラストにコメント(返礼)をつけたもの。

〈少年の時間〉の無限化への試み―萩尾望都

村上知彦『イッツ・オンリー・コミックス』
広済堂出版(増補版)1991.9.10 356p 480円(広済堂文庫―ヒューマン・セレクト) ISBN4-331-65110-X 
※『黄昏通信―同時代まんがのために』改題書

感性の迷宮

夢枕獏著『少女マンガ館』 p388
文藝春秋社 1992.6.10(文春文庫)
※夢枕獏のアンソロジー。「アメリカン・パイ」を掲載している。少女マンガにのめり込む原因となった萩尾作品について語っている。

「ポーの一族」と思春期への別れ

『少年少女マンガ100』
文芸春秋社 1992.8.10(文春文庫)p433~437
藤堂志津子著
※各界の作家174人のアンケート結果。萩尾関連では、「ポーの一族」が22位、「トーマの心臓」が81位、作家では11位。

雑学懐かしのマンガおもしろ意外史

二見書房 1992.2.25 480円(二見WAI WAI文庫)
逢河信彦著

「11人いる!」の巻

福江純著『SFアニメを天文する』p43~60
日本評論社 1993.12.10 1500円 ISBN4-535-60711-7
※宇宙船 の温度上昇と恒星の性質についての物理学的考察

萩尾望都の真骨頂は少年愛ではなく正統派ドラマにあった

荷宮和子『少女マンガの愛のゆくえ』
光栄 1994.5.1 189p 1200円(光栄カルト倶楽部) ISBN4-87719-094-5

少女マンガのトップスター・萩尾望都

赤木かん子『かん子のミニミニマンガ入門―図書館員のカキノタネ』p105~109
リブリオ出版 1995.8.15 230p ISBN4-89784-443-6

萩尾望都「ポーの一族」

河合隼雄著,南伸坊編『日本の名随筆63』p184~187
作品社 1996.4.25 1800円 ISBN4-87893-882
※潮出版社「書物との対話」1993.12の採録

キャベツ畑の革命的少女マンガ家たち(増山のりえ+佐藤恵)

『70年代マンガ大百科』
宝島社 1996.12.27 250p 800円(別冊宝島288)ISBN4-7966-9288-6

『アダルトチルドレンと少女漫画』

荷宮和子
廣済堂出版 1997.7.15 1600円

<母性> との和解をさぐる―萩尾望都の葛藤

大塚英志『コミック学のみかた』 p64~69
朝日新聞社(AERA Mook) 1997.5.20 ISBN-02-274075-2
※「マージナル」を中心に

『少女まんが ゆめ王国』

p20~21,40,49,63,65,76~79,114,133
白泉社 1997.10.29 B4 1700円 ISBN4-592-73146-8

ブラックフェニックス―萩尾望都「ポーの一族」

福江純著『SF天文学入門 上』 p109~131
裳華堂 1997.3.5 1400円 ISBN4-7853-8654-1
※「ポーの一族」を導入とし2重連星系のブラックホールの降着円盤についての解説

ガイア―萩尾望都「スター・レッド」

福江純著『SF天文学入門 下』p158~169
裳華堂 1997.3.5 1500円 ISBN4-7853-8655-X
※「スター・レッド」を導入とし、太陽系外惑星の探索についての解説。このほかに宇宙論の導入として「百億の昼と千億の夜」が使われている。

萩尾望都への手紙

夢枕獏著『果実の森 下の巻 コミック・SF篇』
あんず堂 1999.10

森博嗣のミステリー100

森博嗣著『森博嗣のミステリー工作室』p108~109
メディアファクトリー 1999.3.18

交流としてのコミュニケーション

後藤将之著『コミュニケーション論』p136~
中央公論社 1999.4.15 740円(中公新書1470) ISBN4-12-101470-7
※「とってもすてきなモトちゃん」をネタにした、言語の相対性についての論文

死んだのは誰か?―萩尾望都「半神」/愛は記憶を越える?―萩尾望都「A-A'」

永井均著『マンガは哲学する』
講談社 2000.2 (講談社SOPHIA BOOKS)ISBN978-4-06-269103-1/ISBN4-06-269103-5

萩尾望都―主人公の内面をどう描くか

大塚英志+ササキバラ・ゴウ著『教養としての〈まんが・アニメ〉』p59~84
講談社 2001.5.20
※主人公の内面の表現方法を複雑な吹き出しの使い分けによって実現している「11月のギムナジウム」を使って解説。「11人いる!」「マージナル」の“女性性の受容”についてなど。

大泉サロンと“花の24年組”

竹宮惠子「竹宮惠子のマンガ教室」p244~254
筑摩書房 2001.6.20

Guest-02 萩尾望都

遊房「陶素人」編著『陶素人―師匠を持たない自己流主義』 p123
双葉社 2001.11 ISBN978-4-57529312-8
※萩尾先生が天使の絵を描かれたお皿の写真。猫の箸置きも。

自分との対話―萩尾望都「半神」/自分とは何者か?―萩尾望都「イグアナの娘」

夏目房之介『マンガに人生を学んで何が悪い?』 p118~130
ランダムハウス講談社 2006.7.12 ISBN978-4-270-00130-1
※ウェブサイト「ポプラビーチ」上にて、2003年から2004年にわたり、「マンガと人生」として連載されたものを、大幅に加筆訂正し、再構成した。

週刊誌時代と新人マンガ家たち―萩尾望都『雪の子』

押山美知子著『少女マンガジェンダー表象論―“男装の少女”の造形とアイデンティティ』 p139~155
彩流社 2007.2.28 ISBN978-4-7791-1244-7/ISBN4-7791-1244-3

「トーマの心臓」「バルバラ異界」

福田里香著『まんがキッチン』
アスペクト 2007.4.3 ISBN978-4-7572-1310-4  p~
文藝春秋社 2014.3.10 ISBN978-4-16-790042-7(文春文庫) p230~245

子である不幸、親である不幸――「イグアナの娘」萩尾望都

呉智英『マンガ狂につける薬 下学上達篇』 p162~165
メディアファクトリー 2007.6.1 ISBN978-4-8401-1861-3

愛を告げる者――萩尾望都の作品における〈鏡〉の機能

『少女少年のポリティクス』 p240~256
青弓社 2009.2 ISBN978-4-7872-3296-0
生方智子著
1『半神』『イグアナの娘』――愛とジェンダーの葛藤
2『トーマの心臓』――〈子ども〉たちの愛

萩尾望都

竹内オサム、夏目房之介編著『マンガ学入門』 p91
ミネルヴァ書房 2009.2 ISBN978-4-623-05330-8
村上知彦著

萩尾望都と「トーマの心臓」

飯沢耕太郎著『戦後民主主義と少女漫画』 p101~130
PHP研究所 2009.5.16(PHP新書 597)

少女漫画というアート――萩尾望都とこれからの少女漫画

「乙女の美術史 日本編」 p209~217
実業之日本社 2011.11.30

「半神」Recommendation

「好きです、この少女まんが。5 異彩」 p347~349
講談社 2011.12.13
篠原千絵、月島つぐみ、東堂洸子
「半神」の後にエッセイ、イラストエッセイ2で1ページずつ推薦文がついています。

萩尾望都『ポーの一族』論―永遠の少年によせて

「〈少女マンガ〉ワンダーランド」 p46~52
明治書院 2012.5.25
菅聡子
※"US-Japan Women's Journal 第38号"(城西大学 2010.9)に掲載された英文論文 "Everlasting Life, Everlasting Loneliness: The Genealogy of The Poe Clan" を抄訳したもの。

「単性生殖」をキーワードに萩尾望都『マージナル』を読む――男女共同参画は種レベルの命題か?

「なぜ男は笙野頼子を畏れるのか」 p173~200
春秋社 2012.8.5
海老原暁子
※世界女性文化会議・京都(2000)での発表をもとに構成。

第四章マンガを論じるために―課題と展望:2「少女マンガ」を論じるために

「少女マンガの表現機構―ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫」」 p272~288
NTT出版株式会社 2013.7.18
岩下朋世

萩尾望都「少女まんがって、女性の社会進出とシンクロしているのよね」

「あこがれの、少女まんが家に会いにいく。」 p45~56
けやき出版 2014.4.8
大井夏代
※1997年頃、Macの使い方を教えに会いに行かれたときのことが書かれています。

徹底研究 萩尾望都 短編のきらめき

「完全保存版 大好きだった! 少女マンガ 70年代篇」 p20~23
双葉社 2014.7.23(双葉社スーパームック)
(無署名)
※「ルルとミミ」「ビアンカ」「ポーチで少女が小犬と」「秋の旅」「雪の子」「花嫁をひろった男」「モードリン」「ユニコーンの夢」を取り上げています。

不老不死・心臓喰らい・夢―ふたたび35年後の大傑作「バルバラ異界」

「マンガの論点」 p87~93
幻冬舎 2015.5.30 ISBN978-4-344-98380-9
中条省平

萩尾望都「AWAY」が描く子どもと大人

「子ども白書 2016」 p164~165
本の泉社 2016.8.15
尾崎 司(東京家政大学)

萩尾望都「ポーの一族」ほか全作

「100年後に残したい!マンガ名作」 p124~125
玄光社 2017.12.1 ISBN978-4-7683-0915-5

萩尾望都の自画像はいつバッテン目になったか

「漫画家の自画像」 p162~164
左右社 2021.11.30
南信長
※エッセイマンガのルーツとは(p93~96)ほか多数言及されています。

萩尾望都「あそび玉」

「SFマンガ傑作選」 p148
創元社 2021.11.30(創元SF文庫)
福井健太 編
※本編がp115~147に収められてます。
手塚治虫「アトムの最後」/松本零士「ヤマビコ13号」/筒井康隆「急流」/萩尾望都「あそび玉」/石ノ森章太郎「胎児の世紀」/諸星大二郎「生物都市」/竹宮惠子「ジルベスターの星から」/山田ミネコ「冬の円盤」/横山光輝「昆虫惑星」/佐藤史生「金星樹」/佐々木淳子「リディアの住む時に…」/高橋葉介「ミルクがねじを回す時」/水樹和佳子「樹魔」/星野之宣「残像 AN AFTER IMAGE」/SFマンガ史概説

猫は心の薬です―作家と少女を癒やす猫の話―「白ケムシの話」「毛糸玉にじゃれないで」萩尾望都

「癒やされた!懐かしの猫マンガ(1960~2000's)」 p56~57
双葉社 2022.12.14 ISBN978-4-575-45927-2

雑誌収録記事

ひとりでは寂しすぎる―「ポーの一族」についての断片

掲載誌「ペーパームーン」2号(1976 summer)p46
新書館 1976.6.1 480円
須永朝彦
須永朝彦「望幻鏡」 p137~141
西澤書店 1980.5.1
※「ひとりでは寂しすぎる―「ポーの一族」」に改題

不思議商会―萩尾望都のストロベリーフィールズ

掲載誌「ペーパームーン」4号(1976 winter)p48~49
新書館 1976.12.1 480円
岸田理生

ガラスの城―「魔法使い」というおかしな雑誌

掲載誌「ペパームーン」4号(1976 winter)p83
新書館 1976.12.1
寺山修司著
〔内容〕増山法恵編集の同人誌「魔法使い」についての紹介記事。この同人誌は肉筆回覧雑誌で、1972年頃の169ページに掲載された萩尾作品「金星人の友ミルテラバーツマコヘ」についても記載されている。
〔抜粋〕「金星人の~はカラー作品で、主人公の友人の金星人が、怪獣ダイガクジュケンをやっつけにいって帰ってこない。のこされた主人公の少年のなげきがテーマです」

悲しみに装われた友情 萩尾望都「続11人いる!東の地平 西の永遠」

掲載誌「ペーパームーン」10号(少女まんがSF特集)1978年早春号 p4~7
新書館 1978.1.30
伊東杏里〔構成〕,佐藤憲吉〔コラージュ〕

萩尾望都のふるさとを訪ねて―生い立ちの地へ―〔再録〕

掲載誌「まんがのむし 全日本マンガファン連合機関誌」vol.3 p32~37
グループまんがのむし 1978.5.25
※1972年10月に大牟田を訪問したときの萩尾先生ご両親のインタビュー。当時の『まんがのむし』に3回に渡って掲載。『まんがのむし』は同人誌。

たかが「少女」の怖ろしさ! 少女でなければわからない迷宮―萩尾望都を中心に萩尾望都を中心に

掲載誌「ぱふ」1979年5月号 p94~99
清彗社 1979.4.10(特集・COMの時代)
斎藤正治,寺山修司〔対談〕

'79世界SF大会レポート

掲載誌「SF宝石」12月号 p200~209
光文社 1979.12.1
柴田拓美
※萩尾先生ご一行と会ったことが、p203あたりにちょっとだけ出てくる。

気ままで欲張りな珍道中―松本零士ら四人の旅「アマゾン宇宙人の里」同行記―

掲載誌「毎日グラフ DE LUXE」12月2日号 p3~23
毎日新聞社 1979.12.2 (特集;アマゾン・宇宙人の里 漫遊記)

マンガ家ホットライン「まんが家ドイツ珍道中記 」

掲載誌「プチフラワー」1981年冬号 p453~455
小学館 1981.2.1
青池保子著
※萩尾望都 、いまいかおる、美内すずえ、城章子ほか参加の旅行記

マンガ家ホットライン「狂い咲き歌留多会」

掲載誌「プチフラワー」1981年初夏の号 p456~455
小学館 1981.5.1
※木原先生と萩尾先生のアシスタント対抗歌留多会の顛末レポート

お菓子の家について 萩尾望都

掲載誌「國文学 解釈と教材の研究」4月臨時増刊号 p136~140
学燈社 1981.4.25(特集現代マンガの手帖)
巌谷國士著

引き戻された過去―萩尾望都「訪問者」

掲載誌「マンガ奇想天外」第6号 p118~119
奇想天外社 1981.6.15
飯田耕一郎著

萩尾望都 愛のために凍結した時間

掲載誌「ユリイカ」1981年7月臨時増刊号 p138~
青土社 1981.7(総特集・少女マンガ)
大原えりか著

コミックの地平 ナルシズムの美と倫理―萩尾望都論

掲載誌「ユリイカ」1983年12月号 p152~157
青土社 1983.12(総展望・現代日本の芸術)
中野久夫著

“姦しい”年明け―女流マンガ家が変身願望をみたす時

掲載誌「FOCUS」1984年1月13日号 p18~19
新潮社 1984.1.13
「マダム鶴子の優雅な正月」に出演された皆さんの写真。エリザベス1世に扮した萩尾先生が写ってます。

ガラスのB面

掲載誌「別冊花とゆめ」1984年春の号 p227~242
白泉社 1984.3.10
美内すずえ著
「マダム鶴子の優雅な正月」を上演するに至った経緯や稽古の様子などが描かれています。萩尾先生が上演直前には美内先生のお宅に下宿していた様子や高校時代に演劇部の部長だった萩尾先生が月影先生のように美内先生の稽古のお相手をしていた様子をうかがうことができます。

新人類の「神」は相思相愛 萩尾望都さんと野田秀樹くん「握手の重み」

掲載誌「フライデー」1986年12月5号 No.49 p18~19
講談社 1986.12.5
※モノクロ写真1枚と記事

アート・スペース巡りで、お互いの感性を楽しく刺激―竹下明子さん(女優)、萩尾望都さん(漫画家)、横尾美美さん(画家)

掲載誌「éf(エフ)」1990年5月号 No.71 p80~81
主婦の友社 1990.5.1

ポーの一族 萩尾望都

掲載誌「CREA」1992年9月号 p74~75
文藝春秋社 1992.8.1 460円
※特集・THE少女マンガ!!―ここには私たちのすべてがある」で漫画家・作家・文化人189人のアンケートによる少女マンガベスト100が掲載され、1位になった「ポーの一族」。他に「トーマの心臓」10位、「11人いる!」13位、「銀の三角」58位、「スター・レッド」76位が上げられている。

もっと萩尾望都―1―萩尾作品に表れる「幸福な関係」方程式

掲載誌「月刊モエ」1994年10月号
〔抜粋〕:不幸な美形が出てきても、そこに顔の長い長髪男がいれば、それは、萩尾作品において「救われる」という記号なのだ。とすると、現在連載中の「残酷な神が支配する」のジェルミには、救いが現れないイヤな予感がするのだが…。

もっと萩尾望都―2―既視感は気のせいじゃない!

掲載誌「月刊モエ」1994年10月号
※内容:萩尾作品をキャラクターで分類している

萩尾望都―Not Anthology 20th Century Girl for 21st

掲載誌「スタジオ・ボイス」1996年7月号/247号(特集・GIRLQUAKE!) p34~35
株式会社インファス 1996.7.1
東玲子〔文〕

萩尾望都の解体全書

掲載誌「ダヴィンチ」1996年8月号(28号)p184~189
メディアファクトリー 1996.8.1
※インタビュー付き

雑居 香港

掲載誌「地球小町」2号 1997年新春号 p8~46
小学館 1997.1.20
※萩尾先生とマネージャーの城さんと名香智子さんが香港をショッピング旅行したときの話。随所に萩尾先生のイラストや写真が出てくる。名香智子さんのコミックエッセイつき。

萩尾望都さんの宇宙の話が聞きたくて。

掲載誌「コミッカーズ」1997年2月号 p56~60
美術出版社 1997.2.1
取材・文:澤開久美子
※1996年9月23日、長野県野辺山天文台の特別公開でのパネル・ディスカッションの模様の取材記事。数年前「あぶない丘の家」の取材のために訪れて以来の訪問。

萩尾望都『ポーの一族』に、『お気に召すまま』の「あいまいな性」

掲載誌「BRUTUS」1997年4月15日号(第384号)p15
小谷真理著
マガジンハウス 1997.4(特集・シェイクスピアはネタになる。)

仕事場探検隊―338―萩尾望都(グラビア)

掲載誌「週刊文春」39(31) p2
文藝春秋社  1997.8.14

一九七〇年代少女マンガブーム――萩尾望都を中心として

掲載誌「寧楽史苑」(奈良女子大学)1998 p38~47
伏見祐紀

ニュースな女たち―377― 萩尾望都 残酷な少女マンガの神様

掲載誌「SPA!」 1998.1.28 p3~7
撮影:篠山紀信,文:中森明夫
※カラー(ジェルミの絵のかきかけ+萩尾先生2枚)
※都内の古い洋館で1月16日に撮影されたもの

生殖―萩尾望都「マージナル」

掲載誌「国文学 解釈と教材の研究」2001年2月臨時増刊号(666号)p125~127
生方智子

萩尾望都―少女マンガの中の〈文学〉

掲載誌「週刊朝日百科」第1339号 世界の文学 110 名作への招待―マンガと文学 p311~313
ヤマダトモコ
朝日新聞社 2001.9.2

「義経千本桜」を追って吉野山へ―松井今朝子、萩尾望都

掲載誌「ミマン」2002年4月号 128号 p94~101
文化出版局 2002.4.1
松井今朝子著

クローン人間―萩尾望都の世界が暗示するもの

掲載誌「マンガ研究」vol.4 p106~112
日本漫画学会 2003.11.27
Yumi Adachi

時を止めた少年・少女達――漫画「ポーの一族」に見る時を止める過程とその苦悩

掲載誌「おおみか教育研究」(茨城キリスト教大学大学院文学研究科教育学専攻)第8号 2004 p19~28
小松 麗

萩尾望都『メッシュ』論

掲載誌「靜大国文」(静岡大学)43号 2004.3 p53~71
酒井 尚美著

私の永遠の少女マンガ その3 萩尾望都

掲載誌「MOE」2005年2月号(通巻304号) p26~27
東逸子著
※カラー
※小学館叢書「ポーの一族」「トーマの心臓」「マージナル」の表紙を描いた画家・東逸子氏の萩尾作品に対する言葉。萩尾先生から東逸子氏への返信が合わせて掲載されている。

漫画家 萩尾望都―少女漫画が文学を越えた日(現代の肖像)

掲載誌「AERA」2006年5月1-8日号 No.21p138~176
「〈わたし〉を生きる―女たちの肖像」 p50~63
紀伊國屋書店 2011.7.12
島崎今日子著

萩尾望都「バルバラ異界」

掲載誌「SF Japan」2006 SPRING
山田正紀,恩田陸著『読書会』 p211~238

萩尾望都―内なるデーモンの析出

掲載誌「水声通信」No.14 2006年12月号
水声社 2006.12.15 p69~73
江藤光紀著

The Art of Manga T-Shirts

掲載誌「ヴォーグ・ニッポン」No.119 2009年7月号
コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン 2009.7.1 p94~99
※デザイナー・モデルの姿を7名の有名漫画家が描いた。そのイラストをTシャツにプリントするという企画。2009年5月28日~青山骨董通りにある「コムデギャルソン」の期間限定ショップにて限定発売。萩尾望都先生はジョン・ガリアーノを描きました。

証言構成『COM』の時代 あるマンガ雑誌の回想 1967-1973 第三部

掲載誌「スペクテイター」vol.22(website
コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン 2010.7.21 p113~151
※少女マンガ革命と『COM』との関わりを証言で構成したもの。24年組の話になると増山さんはいつものことですが、この特集では亜庭じゅんや霜月たかななど、初期のコミケを築いた人や現在はマンガ評論家をされている飯田耕一郎氏のインタビューも含まれ、読み応えがあります。萩尾先生と岡田史子氏との関係などがところどころに見受けられます。

反復する未来の記憶のはざまで―萩尾望都『バルバラ異界』

掲載誌「文藝別冊 萩尾望都」 河出書房新社 2010.5.14 ISBN978-4-309-97734-8
恩田陸著「土曜日は灰色の馬」晶文社 2010.8.20 ISBN978-4-7949-6751-0 p165~168

漫画への愛と信頼 萩尾望都原画展

掲載誌「文藝別冊 萩尾望都」 河出書房新社 2010.5.14 ISBN978-4-309-97734-8
三浦しをん著「本屋さんで待ちあわせ」大和書房 2012.10.15 ISBN978-4-479-68172-4 p43~46

ルポルタージュ 時代を創る女たち―萩尾望都 親との距離を探りつづけて

掲載誌「婦人公論」2011年1月22日号(No.1314)
中央公論社 2011.1.7 p120~125
文:渡辺美和子,写真:大河内禎

手渡された希望(漫画の時間)

掲載誌「週刊文春」2011年7月14日号 p131
文藝春秋 2011.7.6
※「なのはな」評

大森望の新SF観光局 第22回 萩尾望都のSF世界

掲載誌「SFマガジン」2011年8月号(No.665) p96~99
ハヤカワ書房 2011.8

萩尾望都の存在論―わたしは何者か “Moto HAGIO's Ontology : Who am I ?”

掲載誌「大阪大谷大学短期大学部紀要」No.54 p43~60
服部慶子
大阪大谷大学短期大学 2011

パリのポンピドゥー文化センターでの日本の漫画展《プラネット・マンガ》1・萩尾望都のワークショップと公園

掲載誌「トーキングヘッズ叢書」No.50(特集:オブジェとしてのカラダ~トルソと手と脚と頭と...) p43~45
有科珠々〔取材・文〕
アトリエサード 2012.5.11

萩尾望都―少女漫画をかえたひと(激動の90年、歴史を動かした90人)

掲載誌「文藝春秋」2013年1月号 p338~339
夢枕獏
 2012.12.10

赤木かん子の児童文学は心の傷を読み解く宝庫だ!その18 萩尾望都

掲載誌「季刊[ビィ]Be!110号 p73~74
赤木かん子
アスク・ヒューマン・ケア 2013.3.10

ポーの一族|萩尾望都・作―少女マンガを文学に昇華させた大傑作。(少女マンガ超入門)

掲載誌「Pen」2013年6月1日号(No.337) p50~53
阪急コミュニケーションズ 2013.5.15

鏡の中の少年たち――萩尾望都「トーマの心臓」「残酷な神が支配する」

掲載誌「文化学研究」 p161~177
芳賀みちる
日本女子大学文化学会 2017

ワールドオブタカラヅカ 第125回 花組宝塚大劇場公演「ポーの一族」から少女マンガを買えた!「ポーの一族」という革新~

掲載誌「歌劇」2018年2月号 p154~157
ヤマダトモコ
宝塚クリエイティブアーツ 2018.1.15

Culture Navigation 今月のSpecial 萩尾望都「ポーの一族」

掲載誌「Precious」「歌劇」2018年2月号 p153~157
小池修一郎、藤本由香里、坂田文彦、湯山玲子、山本浩未
小学館 2018.1.7

わずか2行のセリフが、私をマンガに向かわせた。(特集:手塚治虫の仕事。)

掲載誌「Pen」2018年3月1日号 p38
阪急コミュニケーションズ 2018.3.1

少女マンガの贈り物――萩尾望都『私の少女マンガ講義』

掲載誌「波」2018年4月号 p34~35
矢内裕子
新潮社 2018.3.27
E-Magazine

くらもちふさこのとことこクエスト

掲載誌「ココハナ」2018年5月号 p295~296
くらもちふさこ
集英社 2018.3.28
※宝塚歌劇「ポーの一族」の観劇レポート。萩尾先生とご一緒の観劇。

萩尾望都先生は「永遠の美少年」なのだ!―「私の少女マンガ講義」

掲載誌「芸術新潮」2018年6月号 p146~147
ヤマザキマリ
新潮社 2018.6.25(2018.5.25発売)

西原理恵子のダーリンは74歳 LOVE.114

掲載誌「ビッグコミックスペリオール」第16号2019年8月9日号 p375~388
西原理恵子
小学館 2019.7.9(2019.7.26発売)
※萩尾先生の西原宅訪問記。待ち合わせがうまくいかず一人でやってきた。萩尾先生の誕生日祝いと称し、実は河出書房新社の猫関連本の対談のための訪問。

刊行秘話とデザイン画発掘!萩尾望都『新装版 斎王夢語』

掲載誌「波」2019年8月号 p112~113
担当編集者
新潮社 2019.8.27
E-Magazine

私の編集した本『「ポーの一族」ぬり絵BOOK』

掲載誌「本の窓」2020年2月号 p44~45
戸沼侚子(小学館出版局生活編集部)
小学館 2020.1.20

萩尾望都ときめきのコスチューム・デザイン

掲載誌「芸術新潮」2020年5月号 p132~135
新潮社 2020.4.25

SFのある文学誌 第78回 SF少女マンガが生まれる頃 「花の24年組」とは何か

掲載誌「SFマガジン」2021年10月号 No.747 p122~131
長山靖夫
早川書房 2021.10.1(2021.8.25発売)

SFのある文学誌 第80回 その花がどこから来たのか僕たちはまだ知らない――岡田史子のアタマのお花

掲載誌「SFマガジン」2022年2月号 No.748 p294~303
長山靖夫
早川書房 2022.2.1(2021.12.25発売)
※岡田史子さんのお話がメインで萩尾先生は少しだけ登場しますが、とても興味深いお話です。

IN THE CITY DIGITAL『MANGA ÷ POEM』第21回「不老不死÷少年」

掲載サイト「BE AT TOKYO」 
最果タヒ
ビーアット 2023.6.21
※「ポーの一族」

新聞記事

新マンガ学―55―萩尾望都 飛翔するイメージの世界

掲載紙「毎日新聞」1977.10.5夕 p3
石子順著

キーロックスの青春記―マンガ家への道

掲載紙「熊本日日新聞」1989.11.1夕~11.22夕(全4回)
池松ほーこー著
※大牟田の同人誌「キーロック」時代の仲間の寄稿記事。「ルルとミミ」に登場する泥棒グループの名前はここに由来します。

マンガ名作講義「トーマの心臓」少年同士で描く「無償の愛」

掲載紙「朝日新聞」1997.3.29夕
小池修一郎著(宝塚歌劇団演出家)

手塚治虫文化賞・マンガ優秀賞「残酷な神が支配する」萩尾望都著

掲載紙「朝日新聞」1997.6.3

わが青春のヒーロー エドガー・ポーツネル

掲載紙「朝日新聞」1997.7.12夕
有吉玉青(作家)

「sanctus(サンクトゥス)」萩尾望都さん―原画を克明に電子化 30年間の代表作たどる(本と人)

掲載紙「読売新聞」1998.3.1朝 10

Hagio's manga a girl's best friend

掲載紙「THE JAPAN TIMES」1998.6.4 p16
Debbie Belardino

萩尾望都さん小説集 世界との溝埋める妄想(本よみうり堂)

掲載紙「読売新聞」2011.6.2

「ルルとミミ」萩尾望都/小学館文庫(忘れられない一頁)

掲載紙「朝日新聞」2013.3.16夕 p14
高野文子(漫画家)

萩尾望都さん、森見登美彦さん ファンタジーって自由だ(作家LIVE)

「朝日新聞」2017年9月24日 12面
※2017年9月9日、神戸ゆかりの美術館「萩尾望都SF原画展」オープンを記念して開催された森見登美彦さんとの対談に関する記事。

萩尾望都の壮麗なSF世界―「11人いる!」など人間の本質探求した漫画―原画や原稿400点 神戸で展示

「神戸新聞」2017年10月19日 23面
※神戸ゆかりの美術館で開催中の「萩尾望都SF原画展」に関する記事。

JXTG児童文化賞を受賞 萩尾望都さんに聞く 少女漫画をリードし続け

「産経新聞」2017年10月20日 14面
※ウェブでは10月19日に出た記事と同じ内容

萩尾望都SF原画展 宇宙イメージの会場で際立つ繊細なタッチ

「西日本新聞」2018年4月6日 9面
※北九州市漫画ミュージアムで開催中の萩尾望都SF原画展の紹介記事。一部インタビュー

萩尾望都さんの足跡たどる 北九州市漫画ミュージアム「SF原画展」

「西日本新聞」2018年4月21日 19面
※北九州市漫画ミュージアムで開催中の萩尾望都SF原画展の紹介記事。

Moto Hagio : « Par le manga, j'ai cherché à me libèrer de ma mére »

「Le Monde」2024.1.17 p
Pauline Croquet
Groupe Le Monde

Moto Hagio la grande dame du manga

「Le Figaro」2024.1.29 p33
Arthur Bayon
Groupe Industriel Marcel Dassault

テレビ番組

少女コミックを描く―第12回―スクリーントーンの貼りかた

放送局:NHK教育「少女コミックを描く」(全13回)
放送日:1991年4月
※萩尾望都のイラストを参考に解説

BSマンガ夜話 萩尾望都「ポーの一族」

放送局:NHK衛星放送
放送日:1996年8月21日 AM1:00~
ゲスト:いしかわじゅん、伊藤かずえ、高見恭子、岡田斗司夫、夢枕漠
※一日一作品一時間、生放送による対談

マンガノゲンバ―読み手ノゲンバ「山へ行く」

放送局:NHK BS2
放送日:2007年10月17日
中条省平